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アーツトンネル主催『ボリ展』を開催します。(7月16日〜7月31日まで)

こんにちは。アーツトンネルの事務局をしているタカキです。

この度、アーツトンネルは、福岡県田川市にある廃校利活用施設いいかねPaletteのギャラリーで、初めての企画展を開催します。

アートの拠点を作るべく・・・

私たちは、いいかねPaletteで、筑豊地域にアートの拠点を創出するべく、アーティストトークやアーティストが作品を販売するイベント、さらには共同アトリエの運営などをしています。

アーティストトーク『トンネルに火を灯す』の様子
アーティストの作品が買える『トンネル市』

今までは、情報発信や作品販売の機会提供などが活動の軸でしたが、いいかねPalette内のギャラリー運営を行うべく、今回、初めての企画展『ボリ展』を開催する運びになりました。

母里大徳solo exhibition『ボリ展』

ボリ展

今回、作品を展示する母里大徳さんは、田川市出身のアーティストで、絵画を中心とした作品を制作しています。

北九州市の鉄の彫刻家である母里聖徳(ぼり きよのり)さんを父に持つ大徳さんは、大学進学を機に、作品制作を開始。2014年には田川市美術館が主催する公募展『英展』において、入選を果たしました。

そして2022年、母里大徳さんは、地元アーティストとしてアーツトンネルの活動に参加し、アーツトンネルが主催する初の展覧会にて、作品を発表します。

僕らは大徳さんのことを、大ちゃんと呼んでいます。僕から見た大ちゃんは、明るくてノリのいい後輩です。ただ「めちゃくちゃアートが好きである」という点が、他の後輩たちとは全く違います。

<スポーツ→ヤンキー→音楽→アート>

あくまで僕の印象ですが、田川の若者たちは、このような分布をしていて、左が最も人数が多く、右に行くにつれて人数が少なくなっていきます。

まあ、これは田川に限ったことではないかもしれません。

アートに興味を持っている若者はマイノリティ中のマイノリティであり、だから、僕らは同じアートが好きな人たちを仲間として大事にしています。

とりわけ大ちゃんは、父親がアーティストであることもあって、小さな頃からアートに深くかかわってきました。

「すべて作品として表現したい」

『ボリ展』では、展示されている絵画作品だけでなく、この展覧会の「空間」と「時間」そのものを作品として表現します。

『ボリ展』の作品展示の様子

作家と鑑賞者のコミュニケーション、この場所で提供されるドリンクやフード、そして、他のアーティストのパフォーマンスなど、ここで過ごす時間そのものを作品として楽しんでほしいと考えているそうです。

豊かな心を手に入れるために

この展覧会『ボリ展』は、私たち、アーツトンネルが考える「豊かな心」を手に入れるという理念に繋がっています。

「感じたことを自由に表現できる」

「他者の表現を受け入れることができる」

「あらゆる価値(良さ)に気づくことができる」

「機嫌よく日常をおくることができる」

「好きなもの、愛することを追い求めることができる」

「楽しいな、と感じることができる」

関わっていただくみなさまの心が少しでも豊かになるよう、私たちは活動を続けていきます。

みなさまが感じるままに、この展覧会を楽しんで頂けたら幸いです。
期間は7月31日まで。(12:00開館/21:00閉館/水曜日は休館日)

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