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【観てきました!】母里聖徳「鉄のある風景」展

こんにちは、アーツトンネルのタカキです。久しぶりの投稿になります。

先日、鉄の彫刻家である母里聖徳さんの展覧会を観に行ってきました。

鉄のある風景

KIYONORI BORI EXHIBITION
母里聖徳「鉄のある風景」展
会 期:2024年10月19日(土)〜11月10日(日)11:15〜20:00
会 場:千草ホテル館内

北九州市にある千草ホテルは、「鉄の街」八幡にあります。

館内は、展覧会タイトルである「鉄のある風景」のとおり、いたるところに母里聖徳さんの鉄の作品が設置されていました。

「風景」とは、見た目に快いありさまのことであり、また、自然だけでなく、その場の情景についても言うそうです。

以前、母里さんにインタビューした際、心に残っている母里さんの言葉があります。

「役に立たない鉄で、人の心の役に立つ鉄を作ろう」

約3500年とも言われる鉄の歴史。西暦2024年、母里さんは、その鉄の「役割」を模索し、提示しています。

結婚式やパーティーなど「ハレ」の日の場所となる千草ホテルの中で、サビや歪みを持つそれらの鉄の作品は、風景として溶け込みつつも、明るくて悲しく、また強くて脆い鉄の歴史を感じさせながら、今の「鉄の街」八幡の風景の一部になっているように感じました。

すぐちかくにある豊山八幡神社にも母里作品

展覧会は、11月10日(日)まで。是非、お出かけください。


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