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独学!色彩検定1級の勉強方法について【2次試験対策】③~慣用色名について~

今回は色彩検定1級の2次試験に向けて、「必ず覚えないといけないこと」について紹介します。
私は独学かつ1回目の受験で合格しました。私の勉強法は満点を狙いにいく方法ではなく、効率重視の勉強方法です。参考になれば幸いです。

必ず覚えないといけないこと

私が覚えるの必須だと思う事項は以下の4つです。暗記しつつ、理解もする必要があると思います。

①慣用色名
②色相環
③トーン表
④配色パターン

今回は①慣用色名について説明します。

慣用色名の暗記

 時間がかかるので、1番最初に取りかかるのをおすすめします。なぜなら覚える量が多いからです。慣用色名は色彩検定公式テキスト2級・3級に掲載されています。なにより面倒くさいのは、この公式テキストのままでは試験に使用できないことです。

 試験ではPCCSで回答しますが、テキストはマンセル値(HV/C)で記載されているので、PCCSに変換をしなければなりません。
 この変換はネットで調べるといろいろと出てくるの変換自体は難しくありません。ただ、マンセル値をPCCSに正確に変換することはできないため、実際のカラーカードと見比べながら覚えていくことをお勧めします。ネットの情報も必ず正解ではないと思います。

 私は公式テキストにカラーカードの切れ端とPCCSを一緒に記載して覚えました。貼ってみると分かりますが、意外と色が違う!と思われるのでないでしょうか?
 例えば、写真の朱色はV3になりますが(人によっては違うかもしれません)、彩度・明度が結構違うと思いませんか?
 この感覚、私は大事だと思います。カラーカードの色合いを目で理解しておく、といったところです。

こんな感じで書き込み&カラーカード貼付してました


単語帳のようなものを作ることももちろん良いのですが、こっちのほうが効率的です(笑)。テキストに書き込みが抵抗がなければやってみてください。

 慣用色名を覚える際、色だけではなく、色の説明も覚えてください。
試験では、色の説明からその色を使用して配色します。
例えば、上記の「茜色」だと、「日本最古の植物染料の一つ」というキーワードから導きだす感じです。

慣用色名を覚えるコツ

 これ全部覚えるの?!といった感じですが、重点的に覚える色はあると思います。
 配色で使うので、灰色系よりは、有彩色(赤、青、緑など)を優先的に覚えたほうが効率的です。この感覚は過去問をやっていくと分かると思います。
 またV(ビビット)の奇数に該当する色は覚えなくても良いかもしれません。奇数は配色には使いづらいためです
 私は赤系、黄系を重点的に覚えました。補色の関係やトリコロールなどの配色によく出てくる色だからです。ただ、とりあえずは全部覚えるように努力しましょう。試験1週間前のヤマかけで使ってください。

今回の内容が参考になれば幸いです♪
読んでくださってありがとうございました!





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