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ダラシャクラン難民キャンプへ
目的
イラクの小児がん支援施設の
子どもたちの絵をスカーフ化し
販売したい想いから
ニュースで聞く印象に頼らず
現実に起きている事を
理解したい目的で渡航しました
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大切に保管されている
子ども達が描いた膨大な作品の数々
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時勢で作風も大きく変化していました
刺繍のワーク・ショップ
JIM-NET *以下JIM-NET
日本イラク医療支援ネットワークが携わる
支援の一環イラク北部・シリア人が住む
ダラシャクラン難民キャンプで生活する
シリア人女性達の心のケアのアクティビティで
刺繍のワーク・ショップを
実施されていることを知り
WHITE PIGEONでも試作縫いを
渡航事前に依頼し経過確認も兼ねて
見学をさせていただきました
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原画の1枚
事前に拝見させていただいた
子ども達のアート作品原画を
何点か選択し、組み合わせ
図案と日本の絹織物(ジョーゼット)を
託けをしていたのですが途中経過でも
立体的な表現に、心を揺れ動かされます
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不規則性の刺繍アレンジメント
子ども達が描いたペン先の方向に添って
一針ずつ、ステッチの方向が
不規則に変えられている繊細な描写
最初、2色程の糸を使用していると
思ったのですが、うかがうと
1色で表現されているとのこと
現在の仕上がりが全体の20%未満ですが
3週間近く、費やされたそうです
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気が遠くなる手仕事
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事前に、お渡しする際に少し方法を
悩みましたが縫製仕様の説明は
最小に留め、ふだんの日本での
伝統工芸士への依頼と変わらず
縫い手の感覚に委ねる方法を選択しました
結果的に、数ある素材の中でも
薄手の非常に縫いづらいジョーゼットの
絹生地が丁寧に水で地直され
裏側の見え方など細部に至るまで
集中力の高いシリア人女性の手先の器用さ
感性、仕事に向き合う真剣さに
感動することへ繋がります
完成が楽しみです
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ワークショップに向かう前に
難民キャンプ内でのランチ