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Webデザイナー検定 エキスパートの資格を取ったお話

DTPデザイナーから、WEBデザイナーになって早9年……
DTPの時代は資格は一つも取ったことはないのですが、WEBデザイナーになってから、いくつか資格を取りました。
今回はWebデザイナー検定 エキスパートの資格のお話をしようと思います。


WEBデザイナーの資格は必要?

実は、WEBデザイナーは資格を取らなくても良いと言われます。
理由としては資格より、スキルが重視され、資格の有無よりも、クオリティの高い作品を作れることが大事と言われるからです。
もっと言えば工数をかけずに、如何にクオリティの高い作品を作れるか・・・が見られます。

私自身、以前デザイナー向けで面接官をしたことがありますが、合否の判定は、ポートフォリオのレベル感で判断します。
WEBデザイナーを目指す方は、ポートフォリオが最初の作品かと思います。
素敵な作品をどう魅力的に表現するか。
その作品ができるまでのフロー、コンセプトはもちろん、デザインの意図などをポートフォリオを通じて拝見すると、その方のデザインに想いが伝わるので、ポートフォリオはとても大事です。

デザインで経験を積んでいけばいいんじゃない・・と思ったりしますが、
正直、WEBデザイナー1本だけだと、
この先、スキルに物足りなさを感じるのは目に見えています。
現在はAIが色々、補ってくれます。
もしかして、デザイナーという仕事も先細りしてしまうかもしれません・・
資格を取ることで、今まで、わかっているようで、わかってないような、あやふやな知識を再確認して自信を持てるし、もしくは新しい領域のスキルアップするキッカケになるかもしれません。
資格の取得は良いかと思います。

Webデザイナー検定とは。

こちらの資格はベーシックとエキスパートがあります。
合格率はベーシックが70%前後、エキスパートが40%前後となり、
私はエキスパートを受験しました。

はっきり言いますと、難しかったです・・・。
回によって20%くらい合格率が前後するようなのですが、
勉強不足もあったのか、1回では合格できませんでした。

というのも、WEBデザイナーの他に、WEBプロデューサー、プロジェクトマネージャー、プランナー、フロントエンドエンジニア、コーダー、営業など、幅広い職種に関わる問題が出題されます。

デザインだけがしたいから、それ以外の職種は関係ないのでは・・?
と思ったりしますが、Web制作における準備段階から運用まで一通り学べるので、デザインする上でも留意する知識が得られます。

大まかな勉強時間

公式サイトによると「約100時間以上」の勉強時間が必要とされているそうです。あくまでも目安ですが、もちろん経験している人なら、そんなにかかりません。

検定料

検定料 ベーシック 5,600円 エキスパート 6,700円
検定料としては安いです。

出題範囲

■表現の基礎
・文字と色の基礎
・レイアウトの基礎
・画像形式、画像編集の基礎
■制作準備
コンセプトメイキング情報の構造
■WEBサイトの制作と運用
・インタフェースとナビゲーション
・動きの効果
・Webサイトを実現する技術
・Webサイトのテストと運用
■知的財産権

Webデザイナーをやっている方が、このWebデザイナー検定に合格することは、自分が持っている知識を有することを客観的に証明できます。
WEBデザイナーを始めたい方は、ぜひベーシックから勉強することをお勧めします。

読んでいただきありがとうございました!


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