アートセラピストとして独立して6年目
以前からとても気になっていた、note。
ついに私も、デビューすることにしました。
はじめまして。
アートセラピストの柴田雅代です。
私は、アートセラピストとして独立して6年目、
今年5月で7年目をを迎えようとしています。
ずっと夢だったアートセラピストというお仕事を、
細々ながら続けられること、
本当に嬉しく、自分を誇りに思います。
現在は、アートセラピストを育成したり、
通信講座やオンラインでアートセラピーを提供したり、
子どものアトリエなどをやっております。
私がどういう経緯でアートセラピストになったのか、
そのあたりを詳しくお伝えしていきます。
私は、20代の頃にカンボジアへ旅行へ行った時。
遺跡を回っている時、それは突然に起きました。
2人の女子がキャッキャと笑いながら、
私に近づいてくるではありませんか。
4歳か5歳ぐらいでしょうか。いや、3歳かな?
物乞いの子ども達も多くいるということを
事前に調べていたので、身構えていたら・・・
その女子たちは、私の指に草で編んだ指輪をはめて、
笑いながら、どこかへ消えてしまいました。
びっくりしました。
と、同時に、身構えていた自分を恥ました。
その女子たちは、純粋な気持ちで、
ただただ遊んでいただけだったのです。
私は、ガツンと頭を殴られたような気持ちになりました。
この一件があったからこそ、
「子どもは純粋で素直」というのが分かったのです。
今までなんとなく子どもに対して
トラウマのようなものを感じていたのですが、
それ以降、私は人が変わったようになりました(笑)
帰国して、すぐに
「あの女の子たちに恩返しをしたい」と思いました。
でも、正直言って、
それはとても難しいことでしょう。
じゃあ、「カンボジアの子ども達に恩返しをしたい」
これはどう?と思ったのですが、
それもすぐに実現できるかどうか?
しかも、何で恩返しをするの?
自問しても答えは出ず。
今、私が住んでいるのは日本。
今、目の前に日本の子ども達がいる。
私ができる子ども達への恩返しは、
日本の子ども達に何かをしてあげることじゃない?
世界に目を向けるより、まずは足元を見ようって。
そう答えが出たんですよね。
それからは、もう猪突猛進。
保育補助の仕事を見つけ、
保育園で働くようになりました。
(資格は持っていないのでね!)
目の前にいる子ども達に、
私なりに恩返しができたらいいなって。
雑用も多かったですが、
子ども達と関わる時間もちゃんとあったし、
紙芝居の絵を描かせてもらったりもしました。
なんだかんだ、
先生方の愚痴なんかもよく聞いてあげていたので(笑)
癒される~とか
いつも話を聞いてくれてありがとう、とか
先生方からも重宝してもらっていました(笑)
温かい眼差しで、
子ども達を見守ることができていたと思います。
それが私なりの恩返し、
第一歩でした。
保育園で働いている間だったかな、
それともその前だったかな?
ちょっと記憶が曖昧ですが、
アートセラピストという
職業があることを知りました。
「子どものアートセラピーのアトリエをやりたい!」
そう稲妻が走りました。
絵を教えるアトリエじゃなく、
自由に描けるアトリエ。
それこそが私が求めていたものでした。
そうして、私なりの恩返しの二歩目がスタートするのです。
徹底的に、日本で学べる
アートセラピーの学校を調べ、
2つに絞り、説明会を聞きに行きました。
そして、自分に合うこれだ!と思った
アートセラピーを学べる学校へ通うことになります。
長くなりそうなので、
続きはまた今度!