7/2024 とあるサービス
こんにちは。
梅雨は何処へ!?!?状態な日本ですね、、、
暑すぎて真夏の8月が来月やってくると思うと怖すぎる今日この頃です。
さて、7月早々お知らせが!
先日投稿したお知らせに加えて、こちらの絵本も表紙もついに発表となりました。
こちらは日系アメリカ人の家具デザイナー、George Nakashimaの人生の物語が絵本になったもので、今年の10月22日より発売になります。
彼の家具は現在でもその制作技術が受け継がれており、彼の娘であるMira Nakashimaが守り続けているアメリカ、ペンシルべニア州ニューホープのアトリエと香川県高松市にある桜製作所の2ヶ所でのみ作り続けられています。また、桜製作所のある高松市にはジョージナカシマ記念館もあり、ニューホープ以外で彼の作品を見ることのできる場所になります。
アメリカ、ニューヨークにあるHoliday House という中規模の出版社とのお仕事でしたが、こちらはここ数年でかなり話題の作家の1人で、今年国際アンデルセン賞の画家賞を獲ったSydney Smithと何度もタッグを組んでいる出版社でもあります。
Monthly Mini-Lecture: Illustrators For Hire
以前から知っていて、興味はあったプラットフォームがありました。
それがIllustrators For Hireです。
こちらはNateとSalliという二人が運営している人材紹介のようなサービスです。応募すれば誰でも加入できるというものではなく、運営者が選別し、ある程度経歴や作品を持っているイラストレーターのみ掲載されるというシステムです。運営元はアメリカのオハイオ州ですが、イラストレーターの所在は問われません。割と点在していますが、ヨーロッパや北米が多いように感じました。
応募は以下のようにして頂けます。
こちらのページのAPPLY TO JOINをクリックすると、自動的にメール画面が開くので、その本文に書かれている項目を記載して送信するだけです。
で、実はつい先日僕も応募しました。
数日後返事があり、掲載オッケーとのことでした。ただ、僕の勘違いで掲載は見送ることにしました。
というのも、IFHにはかなり細分化されたniche(日本語で言うニッチ)、すなわちイラストレーターが専門とするカテゴリー分けがされています。絵本、食べ物、ファッション、花や植物、ポートレート、キャラクターデザイン、グリーティングカード、などなど。
それを僕はてっきり、定額を払えば全てのカテゴリーに作品を載せることができると勘違いをしておりました、、、笑
実際は
1カテゴリー=年額$280
2カテゴリー=年額$480
3カテゴリー=年額$760
4カテゴリー=年額$960
とのことでした。数が増える毎に細かいボーナス特典がいくつか付いてくるので、そこまでコスパは悪くはないのかなと思いました。ただ、初めて受けるサービスで、円安ということもあるので、最初は1カテゴリーからでもいいのかなというのが僕の正直な感想です。
話を戻すと、当初返事をもらった際に運営者からキャラクターデザインか絵本で掲載するのがいいんじゃないかということでした。それはそうでしょう。ポートフォリオがほぼその類ですから。ただ、僕は絵本にはエージェントがいますし、キャラクターデザインはこれまである程度のクライアントとお仕事させて頂いてきていて、コネクションもあるので、それよりは雑誌や他の媒体でのお仕事へ繋がればいいな、というのが元々IFHに応募した動機でした。当初の僕の思い違いもあり、そのターゲットに沿った作品が足りていない現状でここに掲載する意味もないのかなということで、運営元の二人には作品数が増えてきてから再度連絡するということで、了解してもらいました。
僕自身が直接経験しているものではないので、サービスの良し悪しを提言することもできないですが、僕の知人にも掲載しているイラストレーターもいるので、信用という点では怪しさはないのかなと思います。IFHのInstagramなどでも定期的に作品投稿してくれていますし、フォロワーの中にはアートディレクターなどもいたりするので、悪くはないのかなという印象です。
もし、日本から海外のお仕事に少し興味があって、裾野を広げてみたいという方は一度応募してみるのもいいかもしれません!
皆さん、7月も張り切って参りましょう!
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