キャラクターデザインポートフォリオについてざっくりと!
今回は久々にキャラクターデザインについてのお話。
絵本とアニメーションでの違い
絵本の仕事でも必要なキャラクターデザイン。ただ、アニメーションにおけるキャラクターデザインのそれとは少し異なり、アニメーションに必要な”テクニカルな”スキルは必要ありません。(あったらあったでプラスではある)
ここでいうテクニカルなスキルというのは、
キャラクターを動かす=animateするために必要な素材を描けるスキルです。
例)表情集、ポーズシート、Turnaround(三面図、展開図)…
また、アニメーションにおけるキャラクターデザインは完成までの過程、どういうプロセスを踏んで最終デザインに至ったのか、というところが重要視されることが多く、スケッチ段階やラフデザインをよく見られます。
反対に、絵本の場合は”キャラクターが描けるか”がポイントになります。
そして、絵本の場合はキャラクターが毎ページに出てくる場合がほとんどなので、キャラクターを描くときに一貫性が求められます。この点はアニメーションのキャラクターデザインにも通じるところです。
絵本用にポートフォリオを作る場合、キャラクターデザインに特化したようなポートフォリオは特に必要ありません。白黒、カラーで数点あれば良いでしょう。
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