出版社とのコネを作るには??
海外の絵本業界でもコネクションはとても重要になってきます。ただ、絵本業界が活発なアメリカに住んでいたとしても、絵本、出版業界の中心であるニューヨークに住んでいたり、SCBWIのカンファレンスなどのイベントに参加したりする以外ではなかなか業界の輪を広げることは容易くないのが現実、、、
日本の営業と同じように、Editorialでも絵本業界でもアートディレクターとアポを取り、実際に会社に赴いてレビューをしてもらったりしてくれる場合もあるそうですが、それもコロナによるリモートワークが普及したことにより今はほとんどないようです。そもそも日本居住であれば、これは選択肢に入らないですしね。
絵本業界の場合、”出版社所属のアートディレクターにポストカードを送る”というのが絵本に携わりたいイラストレーターの営業の手段として以前からありました。ただ、業界に何のコネクションもない状態でどうやってアートディレクターの情報を手に入れるのか??
僕も実は一度だけポストカードを何人かのアートディレクターに送ったことがあります。その時は実際に絵本を描いているイラストレーターのSNS等を片っ端から見ました。アートディレクターはSNSを通してイラストレーターを探すことも多いため、かなりの数の人がアカウントを持っています。そのため、ある程度出版経験のあるイラストレーターのフォローしているアカウントを覗いてみると、比較的簡単にアートディレクターは見つかると思います。また、僕もそうですが、絵本のイラストレーターは新作などを投稿する時にアートディレクターなどをタグ付けすることが多いので、そういうところから見つけるということも可能です。フォローするのも可ですが、ここで注意点があります。
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