文房具にこだわる(3):モバイルキーボードーーー人の手の大きさは変わらない
道具を真剣に吟味し、使おうとするのであれば、その人に最適の道具が必要になる。
モバイルキーボードというものはあるのだけれど、1番不満な点は「手の大きさ」よりも小さいことだ(私の手は決して大きい方ではない)。
どんなに高性能であっても、人間の手と比べてあまりにも大きかったり(これは少ない)小さかったりすると(これは結構ある)ある程度のスピードで打つことが困難になる。つまり、道具としてはかなり致命的でもある。
キーボードを打つ行為というのは、一種のリズムを生み出す行為だと思っている。それを統一させるというこのは結構重要なことだし、効率的な打鍵感は乗ってくるキーボードとしては重要なことだ。しかし、小型化に注力するあまり、適切なスピードで打つことが困難になってしまうこともある。
そういう意味では、1番いいのは普段使っているキーボードをそのまま利用するというのがいいのだろう。逆にいうと、普段使いでも「持ち出せるようなキーボード」を使うようにすれば良い。
持ち運びということを考えると、マイクロソフトのモバイルキーボードは非常に「使える」。蓋のような部分があり、ここの部分でキーボードの表の部分を保護することができ、さらにはティスプレイの部分を挟むこともできる。一石二鳥だ。さらには、このカバーを取ることによりスイッチが入る。しかし、非常に残念なのはこのキーボード、手の大きさよりも、ほんの少しだけ小さいのだ。もう一回り大きければ本当に使えるモバイルキーボードになるはずなのだが、設計上、残念ながらそういう選択はなされなかった。
アップルのMagic Keyboardもできることなら、蓋が欲しい。そうすればもっとあちこちにこれを持ち運ぶことが可能になる。正直、カバーと一体型のキーボードはiPad専用ということもあって、値段が高すぎる。このキーボードを覆うようなカバーがあればいいのだが・・・・それはないんだよな。
こういったタイプのケースに入れる、とかが結局「正解」なんだろうか。あるいはこの辺りか。