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スウェーデン語の話(2)

スウェーデン語は印欧語らしく、かつては男性・女性・中性と三つの性があったようだけれど、今では男性名詞と女性名詞が統合してしまったようで、「共性名詞」というのがある。大体8割くらいが共性名詞だそうだ。無論、これらの違うを見分ける物はないので、一つ一つ覚えていく必要がある。逆に言えば、中性名詞だけに注目していけばいいことになる。

共性名詞には不定冠詞enが付き、中性名詞にはettが付く。

入門の際によくでてくる中性名詞はリンゴ(ett äpple)と赤ちゃん(ett barn)だ。

英語で言うところのtheつまり、定冠詞と言うのは独立した形では存在せず、語尾に付く。

すなわちイスはen stol(不定形:a chair)であり、stolen(定型:the chair)となる。つまり、-enが名刺の後のくっつく。ただし、これは単数の場合。残念ながら?複数形も存在する。この辺は印欧語なので仕方がない。ちなみにドイツ語でイスはder Stuhlなので、英語よりはなんとなく近さがある。


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