Diario 5: Gramática:語学とは即ち体力勝負
Sábado, 19 de Junio
流石に何も使わないというのも心許ないので(辞書すらまだ購入していない)、こちらの本を購入してみた。
スペイン語の文法を解説した本というよりも、中にはCDも練習問題も入っているので、どちらかというと大学とかで使うテキストに近い感じもあるけれど、初級者としてはあんまり違いも関係ないので、おそらく一番よく使われている感じのこの本を買ってみた。
初級者の語学書は、できるだけ初級者にとっつきやすいようにしているのか、かなりポップな表紙を使っていることもあるけれど、これはそういう意味ではserio(真面目な)表紙なのも、個人的には好印象だ。
学び方としては、とにかくこの本を忠実に潰していくという手もある。少しだけ、スペイン語に手を出して思ったのは、アクセント記号がキモという感じ。今日のタイトルのGramáticaにもアクセント記号がある。まだ文法という部分まで入っていないので、変化系を含めて、頭の中では白紙に近いのだけれど、なんとなくゲルマン系の言葉とも違う感じで、やっていて面白い。めんどくさいというのもあるけれど、丁寧にやっていくと面白さを感じる。
ヨーロッパの言葉はほぼほぼそうなんだけれど、文字を改めて覚える必要がないというのは、特に初学者にとっては、やはり大きなアドバンテージだろう。
語学の理想的な学習環境さえ揃えば、1ヶ月で十分「使える」ようになるとは思う。これは、文字通り寝る時以外の時間を「全て」語学学習に捧げる必要がある。つまり、朝起きてから、寝るまでその言葉だけで生活するのである。現地に行くことができればいいけど、さまざまな理由から行くこともできないこともあるだろう。しかし、そのことはあまり関係ないような。日本にいても、もちろん、周りの協力というのも必要にはなるけれど、聞く音を全て、たとえばスペイン語なら、スペイン語だけにして、話す言葉もスペイン語、読むもの、書くもの全てスペイン語にしたら、1ヶ月で仕上がるという。
これはちょっと極端かもしれないけれど、間違ってはいないと思う。働いている人をこの環境に置くのは難しいだろうから、日本でこのやり方ができるのはほぼ大学生ということになるかもしれないけれど、まあ、不可能ではない。だから、1ヶ月で語学ができるというのは嘘ではないと思う。しかし、これができるようになる環境を整える方が難しい。知力というよりも、気力と体力が必要だろう。失うものも多いかもしれない。それはそうだろう、いきなり友人がスペイン語でしかコミュニケーションしてくれなくなったら、待ってくれれば良いけれど、そうでなかったら愛想をつかされてしまうのがオチだろう。バイトもできない。下手すれば、同居人との関係も悪くなる。そういう意味では、なかなか大変であり、贅沢な語学学習法とも言える。
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