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Diario 1: Principio「スペイン語を始める」

Martes, 15 de Junio, 2021.

ここしばらく、日本ではどちらかというとマイナー言語のスウェーデン語の話題を取り上げ、ひたすら毎日10単語を載せてきました。これはこれで興味深い言語なのですが、もうちょっとポピュラーなのもやれという神のお告げをポッドキャストで聞いた気がしたので、並行して、なぜか今まで一度も手をつけてこなかったスペイン語をやろうと思いつきました。

スペインには行ったことがあります。でも、マドリッドにもバルセロナにも行ったことがないです。行ったのも観光地ばっかりだったから、スペイン語に接触することもなかったです。ラテンアメリカではメキシコだけ行ったことがあります。噂通り、英語が全く通じないというのは、改めて新鮮な体験でした。

アメリカの西海岸の方は英語よりも、もはやスペイン語の方が通じそうな場面をとにかく沢山見てきました。ホテルのフロントで英語が怪しいと言うのは、ちょっとどう言うことなのかしらん、と思わないこともないですが、めんどくさいし、スペイン語を使っちゃった方が早そう、と言うことも正直ありました。

そう言うこととはまた別に、スペインの持つなんともいえない奥深さと言うことは朧げながら感じてはいました。フランスともイタリアとも違うし、ましてやドイツやイングランドあたりとも全く違う一つの大きな文化があります。今更言うようなことでもないでしょうけれどね。

でも、なんとなく、どれくらい日本でポピュラーかというと、スペイン語技能検定試験、通称「西検」の「よくある質問」に、何人受けたか記述がないくらいです。そんなに少なくもないはずなのですが、多いと言うことでもなさそうです。もちろん、スウェーデン語と比べれば、だいぶ差がありますけれど(そもそも検定試験ができるくらい受験者がいると言うのはすごいことです)。

これは要するに、日本から物理的、心理的に距離がある、と言うこともありますが、現実的な話、儲からないので話者の割には学ぶ人は多くないですね。なぜ英語を学ばねばならないのか。これは簡単に勉強しないと儲からないからです。残念な現実ですが、そういうものです。話者が多ければ、自然に学ぶ人が増えるなどと言うのは幻想です。話者が少なくても、儲かるなら、学ぶ人は増えます。

まあ、「儲かる」という感じで勉強するわけではないので、こっちはひたすら楽しみのためにスペイン語を学ぼうと思っているわけです。何せ、スペインのみならず、ブラジル以外の、そして、カナダ、アメリカ以外の南北アメリカ大陸はスペイン語が使われているエリアですから(というか中米、南米はスペイン語以外通じない。ほんとに通じない)、役に立つ、という意味では世界トップくらいの使い勝手の良さです。

というわけで、スペイン語学んでいきたいと思っています。ここでは、英語の単語を並べてみたりとか、スウェーデン語の単語を並べてみたりとか、ということはとりあえずせずに、ひたすら日記形式でやりたいと思っています。

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