沖縄セントラル病院への診察旅行計画ー何故、都内からわざわざ沖縄まで?
現在、日本国内で最も頭蓋早期癒合症と発達障がいの関連性に関しての知見、研究実績を有されて、また実際に(9歳以下の子供での)手術治療での成果もあげられているのが沖縄セントラル病院脳神経外科医院長下地武義(よしたけ)先生です。
頭蓋早期癒合症の手術治療を受けるためには、まず頭蓋内圧亢進が高く、その解消のための治療必要性が認められる必要があります。
頭蓋内に指圧痕(指の先で押したような凸凹が頭蓋内側表面に画像確認できる)が見て取れることが直接的なその判断基準となりえますが、それ以外には、脳の側頭葉、前頭葉部位の血流を圧迫している要因となっている蝶形骨縁が異常に発達していることなどが画像確認できることも手術の判断材料になりえるのではないか、とも成人の頭蓋縫合早期癒合症当事者であるリュウタロウさん(氏が運営中のツイッターアカウント。治療経過についての報告が最近ないのですが、今後の更新がない場合、アカウントが使われず相互連絡ツールがなくなる可能性があるのがやや不安。既に具体的に早期癒合症の治療を考えている方は、お早めに連絡をとってみるのを勧めます→https://twitter.com/wm_synostosis)に指摘をいただきました。
個人的な体感としては、ほぼ常時、頭蓋内に圧迫感は感じているものの、果たしてそれが実際に画像所見としてはっきりとわかる程にまで、頭蓋による脳の圧迫が強いのかどうか、確信を持てず、これだけで軽度三角頭蓋の診断、治療適用が認められるのかは、不安があります。
なので、より認知機能の日中の乱高下、手足、身体の各部位の感覚の鈍さとも密接に関わり、影響を及ぼしているのではないか、と個人的に感じている
蝶形骨縁の発達・圧迫のもたらす影響をより詳細に診てもらいたいと思っています。
現在にまでかかっている各大学病院の脳神経外科、形成外科の先生の診察時には、3DCT画像によって診察をしていただいたものの、画像により頭蓋の横幅の狭さ、上部の骨の厚みが薄いことが「やや異常」であるといえる程度、以上の所見を得られておらず、またそれ以上の詳しい検査が受けられていません。
これら一連の検診をやりなれていらっしゃるのは、やはり下地先生、またはご子息の脳神経外科医の方だそうとのことで、下地先生による検査・診察を受けることを目的として、今年の4月以降、出来るだけ早い時期に(なるべくは収入がパーマネントにあり、旅費・診察費工面に問題がない頃に)、2泊3日程度の日程での那覇市旅行を計画しています。
検査内容としては、一般的なMRI、また3DCTによる画像検査が行われるはずで、そこでは他院との差異はありませんが、発達特性と頭蓋骨形成の関連により詳細な因果関係を見出すことの出来る可能性のある先生の手腕、当事者の困難さへの理解、配慮の深さに(既に9歳以上の年齢への治療は行わない、との決然たる成人当事者への治療への否定的なスタンスは確認ずみですが・・・)、一先ずは期待をかけてみたいと思います。