トミカにまつわる妄想その2
執筆の動機
極めて変な話だが、どうやらランドクルーザーは非公式の問屋向け情報によるとトミカプレミアムで製品化されることが決まった。
私は以前の記事でこれを予想していた。うれしいね
しかもベンツSクラスがEVの方とはいえこちらも通常トミカの方ではあるが製品化された。すごいね
というわけで以前書いた記事を書き直そうかと思ったが、あれはあれでとっておこうと思ったので、こちらに私のトミカに対する願望の最新事情を記していく。
頭文字Dの新製品
トミカプレミアムアンリミテッドで頭文字Dから製品化があった。私は高橋涼介のRE雨宮FCが製品化されると勝手に望んでいたが、今回は弟・啓介のFDが製品化。しかも原作18巻の、リトラクタブルライト下部のランプが目立つマツダスピードのエアロを再現している。このタイプは一度もトミカでは製品化されていないので、今回で高橋啓介のFDは全バージョンが製品化されたといえる。
啓介の方が主人公その2といえるポジションにいるし、涼介の雨宮FCは出番が一度きりなので、今回の製品化は順当かつ適切な判断と考えられる。
しかし、アンリミテッドではワイルドスピードのものと名探偵コナンのものと今回で計3回もFDを製品化している。このせいで私は、普通のトミカプレミアムからFDを製品化しにくくなっていないかと不安である。FCとSA22Cの先代2種は製品化されたので、どうか普通のFDを製品化していただきたい。最も、その「普通のFD」に一番近いのはコナンの白いFDである。
いつまで経っても製品化されない180SX
これがなぜなのか理解できない。問屋向け情報で「シルビア」がトミカプレミアムで製品化されることが判明した。どのシルビアかは不明だが、仮にS14であれば13から15のシルビア全てが製品化されることになり、いよいよ180が製品化されない言い訳ができなくなる。がんばれタカラトミー
日産とタカラトミーの関係性
先ほどから非公式の問屋向けに情報ばかり触れているが私としては仕方がないことで、それにはある月に日産GT-Rが2台同時に発売されるという内容が含まれていた。同じメーカーの同じ車が2台同時に発売というのは、月に1度2種類しか発売されないトミカ(ロングタイプやプレミアムを除く)の枠を一台のクルマで占めるということであるから異例である。
で、そもそもGT-Rをはじめとした日産の車種は以前からカラーバリエーションが出まくっていたり(私のコレクションを参照)、キックスやアリアやサクラなどの新型車がすぐに製品化されるということもあり、かなりの種類が製品化されていると考えられる。
これはなぜか。理由は単純でGT500の日産のスポンサーが昔からトミカであるため。この結託は非常に強力で、ここ数年だけ見てもGT500のマシンがR35と新型Zの2度に渡って製品化されている。しかも今年(2023年)のトミカ博では実車展示が新型R35と新型Zの2台で、おまけにR35の方はトミカの展示もあるし(なんと左右ドアが開く。これは昨今のトミカからアクションが消滅している時代において極めてまれである)、Zは製品化決定とそこで発表されている。トヨタやホンダのクルマも良く製品化されるイメージがあるが、やはり日産のクルマが一番目立つ商品展開をしている。
トミカのアクションがなぜ消えるのか
これも理由は単純でパーツ点数が増えるからである。
最近のトミカは(詳細な理由は不明だが)ダッシュボードからハンドルまでの部分がダイキャストの別パーツになっている。この時点でパーツ点数が一点増えており、そのパーツはボディに固定しなければならないのでそれだけで手間が増えてしまう。万が一そこから左右ドア開閉のアクションを追加するとパーツがもう3点増える。ドアが2枚と、もう一点はそれらを支えるばねである。このばねがないとドアが支えられず開閉の動作を維持できなくなる。その製造コストを考えると、消滅はきわめて合理的である。しかし子どもが遊ぶ時の現実拡張性を考えるとやはりドアが開いた方がアソビが捗るというものである。
第2回 製品化されてほしい車種 トミカ編
ようやく本題である。前回の記事で私の願望を垂れ流したところ2個的中し拡大解釈すればサクラも軽トールワゴンであることから3つは的中したといえる。そのため、現時点での製品化の流れからどのような車種がラインナップされるにふさわしいか、またされてほしいかを記述していく。
光岡 ビュートストーリー
トヨタヤリスをベースとしたクラシックデザインの国産自動車である。光岡の車種は昔からよく製品化されているので、このクルマにも製品化の機運がある。ただロックスターやバディほどの話題性がないので、コンパクトカーの製品化需要をここで満たしてくれるのかは微妙である。
トヨタ シエンタ(2022年~)
先代が製品化されていたが、現行モデルも販売台数で上位にランクインしているので、ぜひ製品化してほしいものである。シエンタを買うような家庭はおそらく子どもがいる家庭であると想像できるので、その子どもが欲しがる構図がつくられればトミカも安定した販売台数が見込めるのではないか。
しかし私はその辺の詳しい事情を何も知らないので、これはあくまで妄想であることをご理解いただきたい。
レクサスNX
レクサスの車種がRCくらいしかないことに気づいたのでピックアップ。しかも2024年1月の新車情報に、アキュラインテグラとかいう日本ではまず見ない高級セダンがラインナップされるようなので、レクサスからも何か出したらいいんじゃないかと思う。しかしハリアーがあれだけ売れているのにいまだに製品化されないことを考えると、トヨタの高級SUVの製品化はランドクルーザーで我慢してねということかもしれない。舌の肥えたファンは我慢できなくてマッチボックスのレクサスを購入するかもしれない。さらに、同じクラスのSUVでマツダのCX-60が製品化されるので、ますます望みが薄くなる。悲しいね
ジープ グランドチェロキー
ラングラーやベンツGクラスが今でもラインナップされていることを考えると、こういう外車の力強いSUVにも需要があるのだろう。しかし上記のNX同様、国産とはいえランドクルーザーが製品化してしまったので望みが薄い。とはいえこのクラスのSUVはかなり多い(一部電気自動車が混じっている)ので、一台増えたり変わったりしたところで何も変わらないと思われるが、外車とSUVという点が共通しているアストンマーティンDBXがなんらかの車種と交代されなければ厳しいかもしれない。
スズキソリオか日産セレナのパトロールカー
両者ともに実在する。なぜ私がこの車種でパトカーを作ってもらいたいかというと、110番を長いこと占領しているあの粗悪なクラウンパトカーが忌々しいからである。220系クラウンのパトカーが全国的に普及しているのに、タカラトミーはその製品化をポリスタワーか何かの高額なおもちゃのおまけにするにとどめるという、訳が分からない動きを見せている。そして製品化しないうちに、新型のクラウンが発売されてしまった。しかもその間に日産からパトカーが3台もラインナップされる始末である。さらに悪いことに、これらは全てスポーツカー(R34、R35、Z NISMO)である。子ども向けおもちゃとして幅広い車種を製品化してもらいたいところであるが、こういうラインナップの方が売れると踏んでいるのだろうか。であればなおのことLC500のパトカーとかを期待してしまうが、レクサスから何か新車が出る気配がない。そうなると、ソリオやセレナなどの一般車のパトロールカーを期待したくもなる。
トミカプレミアム編
昔からその傾向はあったものの、最近になってますます以前製品化されたスポーツカーをプレミアムで再度製品化するのが流行りのようである。シビックFD2やNSX-R、70スープラやサバンナRX-7(SA22C)などが該当する。さらに非公式情報の話になってしまうが、インプレッサとランサーエボリューションが製品化されるようである。よって、これまで通常のトミカで製品化されたスポーツカーたちは、トミカプレミアムに昇進できる可能性が十分にあるということだ。
トヨタMR2(SW20)
上記の傾向だけを踏まえれば、これが多分一番商品化の可能性が高いクルマである。SW20のトミカ自体は頭文字Dや家電量販店限定、イベントモデルやトミカ組み立て工場などで製品化されている人気の車種であるため、プレミアム化しても全く問題ないと思われる。しかし、先代のMR2が製品化されたので、SW20の出番はは数年先かもしれない。
マツダ RX-8
これも上記の理由で製品化される可能性が高い。バレンタインチョコや標識セットにラインナップされており、テールライトのパーツ形状が変化していることから事実上のリニューアルが入っているのでランサーエボリューションと条件が一緒である。ただサバンナRX-7が製品化されたので、こちらも出番が先になる可能性が高い。さらに、こちらを優先するとFDの製品化がどう考えても遅れるので、FDを拝みたい私としてはRX-8を推しづらい面もある。
日産 GT-R(R35 2009年ごろ)
トミカは以前からあれだけスカイラインを推しているし、あらゆるスカイラインGT-Rがプレミアムで製品化されたので、35も製品化されておかしくない。プレミアムのクオリティで初期のR35を製品化してほしいという私の願望100%である。通常版を赤、初回版を黒にしてほしいです。やっぴ〜社員の人見てる〜?
オートザムAZ-1/ホンダビート/スズキカプチーノ
これらはABCトリオと呼ばれた90年代の軽スポーツカーである。特にホンダビートは過去に製品化されているが、最近カプセルトイや他メーカーでこれらの軽スポーツの一部が製品化されていることを見ると、これらに需要はあると考えられる。しかしトミカプレミアムは私の記憶が正しければ軽自動車を一度も製品化していないので、例えばサイズ感の問題で厳しいのかもしれない。935円という定価で商品サイズが小さくなってしまうと顧客満足度が下がる可能性がある、とか考えているかもしれない。真相は闇の中である。
ハマー H3
私が小学生の頃からH2が通常のにトミカ存在しているし、令和に入ってH2のリムジンがロングトミカで製品化されたところを見ると、ハマーから何か出てもおかしくないと考えられる。ただ、最近通常のトミカで電気自動車関係のラインナップが増えていることを踏まえると、ハマーのEVの方が通常トミカにラインナップされる可能性がある。いずれにせよ、ハマーから何か製品化される可能性はあるといえる。
おわりに
通常のトミカとプレミアムで5車種ずつ挙げたが、これらのうち3個くらい当たったら私は今度発売されるGT-Rを2台買って遊びまくりたいと思っている。
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