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イメージと文化:作られた報道「NHKニュース」

「イメージと文化」:視覚に与えられたメッセージ、それらは、作られた報道「NHKニュース」最近の2件

(1)作られた報道「NHKニュース」2021.10.13(水)朝7時のニュース

それは、新橋駅前、年収(年間所得金額)のアンケートの報道であった。

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そして、そのサンプリングの総数は30名と言う、それで統計学的にも平均年収のデータ化できる訳もない?(ただ、この作られた集計も図形化していたが・・その30名も本当なのか?)
別枠で、以下のような、厚労省などの公共機関のデータを入れるべきではないだろうか。ただ、NHKも公共放送なのだが・・

所得金額階級別世帯数の相対度数分布-1

Fig.所得金額階級別世帯数の相対度数分布(厚生労働省)

取材場所は、新橋以外に、同時に、他の場所(他府県)で、例えば、神奈川県の川崎の駅前での取材はしないのか?(川崎を特定している訳ではない、他府県の他の会社、その工場組織の多い駅前と言う意味合いですので)
新橋のホワイトカラーの人たちに比べて、多くのブルーカラーの方達(工場労働)、また、非正規の人たち、期間従業員たちに支えられて日本の経済は成立しているからだ。

そして、今回の作られたニュースと言う訳の1つは、インタビューのヤラセ:また、あのおばさまだ!
そして、このエキストラさんのシーンは、編集でラストに入れて、そして、やたらと長いセリフだった。
ただ、この方は、エキストラ関連の事務所から来ている、本当に正職員ではないようで、そこは汲んであげたい。(おばさまは、豊洲移転の時代から、より健康そうで私は、安堵致しましたが・・)
しかし、朝から、NHKの残念な虚像の情報、報道と言えるのだろうか?

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Fig.「NHKニュース」2021.10.13(水)朝7時のニュース

街の声、どのテレビチャンネルにも同じ人のコピー

こちらは以前の映像(市場の豊洲移転のインタビュー)
上がフジテレビ、下がNHK

所得の分布状況 厚生労働省 PDFファィルにリンク

(註)路上インタビューについて言えば、確かに、突然に話しかけても、ましてや、朝の時間に、誰も相手にしてくれる事ない。だから、そうなる事も、理解でない訳でもないが、棒グラフまでは、なんとも言い難い、ただ、おまいう、となりそうだが・・(おまいう:お前が言うな)

(2)そして、10/15(金)の朝のNHKニュースでは、自衛隊の批判まで

国内最大の報道機関であるNHKが、現在の自衛隊が何のために緊急で移動しているのか、その現在の立ち位置を知らない訳もないだろう・・その証拠に、バックに出ている地図にある大きなチャイナの国旗は何のためなのか。

スクリーンショット 2021-10-17 22.07.28

以下、Twitterにリンクしておりますので。

それは、台湾有事(周辺)を起さないための自衛隊訓練の一環であることは想像がつくだろう。今年の7月に、「台湾を守るという」民主主義国家の連携のもとで阻止する日本の行動に対して、チャイナ(共産党から)の日本への核攻撃のメッセージを伝えたことは、公共放送のNHKも報道せず、唯一伝えたのが、産経新聞のみだった。(2021.7)

その状況で、自衛隊は、役割にそって行動している。
ここで、そんなことはまずない、と思わせる、NHKの正常化バイアスは、なんだろう。まず、備えあれば・・

そして、NHKの10/15(金)の自衛隊批判がNetで問題視されると、言い訳のように・・・10/18、NHKの朝7時のニュースでは、チャイナの台湾侵略の映像と解説が流れていた。この男性アナウンサーは、その人民解放軍の台湾への侵略の訓練の映像を「映像の訓練」と語り、ニュースの後で訂正をする。例え、原稿が違っていても判断してほしいものだ。

そして、10/17日は、津軽海峡(国際海峡)をチャイナとロシアの合同艦隊(5+5=10隻)が、演習のために通過している。それらは、日本海で、米艦(航行の自由作戦)と60mの距離まで接近している・・そして、その後、大隅海峡を、その合同艦隊が通過してる。

統合幕僚監部 報道発表資料(令和3年10月25日-統合幕僚監部):防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第3ミサイル艇隊所属「おおたか」(佐世保)、第12護衛隊所属「とね」(呉)、第1航空群(鹿屋)及び第4航空群(厚木)所属「P-1」により、所要の情報収集・警戒監視を行った。
また、艦載ヘリの発着艦に対し、戦闘機を緊急発進させる等して対応した。

統合幕僚監部 報道発表資料

防衛省の公式データ(pdfにリンクされています)のように、公共放送は不安をあおる事なく、防衛省が、詳細を掴み、その対処をなされている事を伝えていただきたい。ただ、事象を正しく伝えるなら、公共放送は必要だと感じるが・・・いずれにしても、テレビと言う巨大なMediaの終焉を感じる。

イメージを解釈する - ラランド

イメージを解釈する - ラランドの哲学用語から、
 (a)具象的であれ、心的であれ、視覚に与えられた表示
 (b)すでに経験された感覚(知覚)の心的反復
 (c)精神作用によって構成された具象的表現

(註)アンドレ・ラランド(André Lalande,1867-1964/フランスの 哲学者)

#イメージと文化 #作られた報道

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