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MARCK:クロックワーク-論理的帰結
MARCK:Clockwork
Clockwork - 2017年
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Clockwork/クロックワーク(時計仕掛け)、2017年
LCDスクリーン、鉄
65 x 37.5 x 16インチ (165.1 x 95.3 x 40.6 cm)
Clockwork miami 2022 - Video
Vimeo 0.59min
マーク(MARCK)
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マーク(MARCK,1964- /スイス生まれのアーティスト)
現在、スイス、チューリッヒ在住。
1982年~1986年: 写真や動く機械物、スーパー8、ナローフィルムのインスタレーションによる様々な展覧会。
1986年~1996年: PARK、Blu Dolphinなどの様々なバンドでミュージシャンとして活動。プロジェクト(ダンスパフォーマンス、サウンドスタジオワーク、マルチメディアロックコンサート、チューリッヒ市が助成する様々なプロジェクト)。
1996年~2001年: 写真、ビデオインスタレーション、機械物による様々な展覧会や契約作品
1998 ニューヨークでビデオアーティスト、GMD Threeの指導を受ける
2001 SAE Institute(メディアの専門家を育成する世界最大のトレーニング機関)、ニューヨーク市
そして、2001年以降: 展覧会やビデオオブジェクトの数が増加。
Logical Consequences(論理的帰結)
マーク(MARCK)のビデオ彫刻は、ビデオと彫刻(オブジェ)の単なる組み合わせではない。それらは、映画やビデオ、マルチメディアベースのプロジェクト、パフォーマンス、音楽、彫刻やキネティック オブジェクト(Kinetic Objects-動的な対象物)に対する彼の広範な調査のLogical Consequences(論理的帰結)だ。
(註)Logical Consequences(論理的帰結;論理学における最も基本的な概念であり、複数の文(または命題)の集合と1つの文(命題)の間が「~だから、当然~」という繋がり方をする関係を指す。
人間とその感情の世界のリサーチは、マーク(MARCK)の作品の中心だ。
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狭い空間に閉じ込められた女性を描写することが多いマークは、社会的に課せられた性別の役割の探求に焦点を当てている。
彼は、絶望的に型にはめられても不安を感じておらず、それにもかかわらず常に自分の状況に立ち向かわなければならないことを認識している女性を描いている。
マークの永遠にループする映像は、真実と意味を見つけたいという人類の執拗な欲求の根底にある、実存的不条理というより広範で性別にとらわれないテーマを検証する手段として、主にシーシュポスの苦闘を示唆しているようだ。
(註)神を欺いたことで、シーシュポスは神々の怒りを買ってしまい、大きな岩を山頂に押して運ぶという罰を受けた。
マーク(MARCK)のアートワーク
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