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(今日の一枚)「原支 Supporting the Origin」菅木志雄
「原支 Supporting the Origin」菅木志雄
菅木志雄ともの派
菅 木志雄(1944- /現代美術家-彫刻・ドローイング・写真・インスタレーション、パフォーマンス/静岡県在住)
「もの派」(美術動向)の作家。(もの派 - 1960年代末-1970年代-日本)
既成概念を取り払い、独自の哲学の元、「もの」と「場」の本質を掘り下げることで、従来の美術の在り方を根本から問い直している。
原支 Supporting the Origin
「原支 Supporting the Origin」には、細いロープを支えているような石と、枠組みの関係の、その微妙さに緊迫感を感じざるを得ないだろう。
原支 Supporting the Origin - with スパイラル
菅 木志雄は、制作前に「もの」に対して、そのイメージを払拭する。
「石を、これは石ではないのではと考える」
この原支と言う、立体作品は空間を大胆に使い、「もの」と「もの」を対峙(たいじ)させ、融和させ、関係を構築している。
それは、空間と物質性の関係性を表象していると言うことだろう。
菅 木志雄スタジオでのインタビュー
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