ダリの描いた「ルイス・ブニュエルの肖像と世界」
ダリの描いた「ルイス・ブニュエルの肖像と、その世界」
「ルイス・ブニュエルの肖像」by Salvador Dalí
それは、1924年に制作され、国立ソフィア王妃芸術センターに所蔵されている。
ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel, 1900 - 1983/スペイン出身でメキシコに帰化した映画監督、脚本家、俳優)は、サルバドール・ダリの友人であり、ダリからブニュエルへ贈られたものだ。
当時、24歳のルイス・ブニュエル、威厳ある意欲的な表情で描かれている。ダリからの視線が、そう、感じられるのだ。
サルバドール・ダリ(Salvador Dalí,1904-1989/スペイン出身/商業デザイン、そして、シュルレアリスムの画家・彫刻・作家)
シュルレアリスム運動に参加・・・
そして、ブニュエルは後にシュルレアリスム運動(パリ)に参加、映画や脚本の世界へ活動の場を広げていった。1928年にスペインに一時帰国していた際、ダリの協力(共同監督)を得て、完パケとなった、アヴァンギャルドな作品「アンダルシアの犬」を制作して注目を集めた。そこには、プロットさえもないのだ・・
Luis Buñuel - "Un Chien Andalou" (1929)
ルイス・ブニュエル監督の作品抜粋
アンダルシアの犬- Un chien andalou : 共同監督サルバドール・ダリ、1929年
忘れられた人々(Los Olvidados):1950年
皆殺しの天使- El ángel exterminador : 1962年
銀河 -La Voie lactée : 1969年
ブルジョワジーの秘かな愉しみ- Le Charme discret de la bourgeoisie : 1972年
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