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ジョージア・アジャリア地方の変わりゆく村の姿:ナテラ・グリガラシビリ

ジョージア・アジャリア地方の変わりゆく村の姿:ナテラ・グリガラシビリ


グローバル化は世界中の伝統に対する最大の見方

ジョージア西部に位置するアジャリア地方。 かつては豊かな自然と伝統文化にあった遊牧民の暮らしがあった。グリガラシビリは10年以上「グローバル化は世界中の伝統に対する最大の見方」と彼女は語る。
この言葉が示すように、彼女の写真は、失われる前に残しておかなければいけない瞬間を切り取る。これは、物質的な困難とインフラの不足に直面してジョージアのアジャリア自治共和国の山岳地帯の村々を去る地元住民の写真ストーリー。

ナテラ・グリガラシビリ - ジョージア遊牧民の最後の日々。
ナテラ・グリガラシビリ - ジョージア遊牧民の最後の日々。
ナテラ・グリガラシビリ - ジョージア遊牧民の最後の日々。

ドキュメンタリー写真家のナテラ・グリガラシビリは、10年間、アジャリア地方を定期的に訪れ、地元の人々と時間を過ごしながら、彼らの生活や儀式をリサーチしている。そして、この10年間で多くのことが変わった。
建築的にユニークだった木造家屋の多くは放棄され、多くの家族が引っ越し、将来どこに行くか計画を立てている人もいます。-Natela Grigalashvili

-Natela Grigalashvili

(註)アジャリア自治共和国:黒海に面しトルコと接した地方に位置するジョージア(グルジア)国内の自治共和国

アジャリア自治共和国(左が黒海)

ナテラ・グリガラシビリ(Natela Grigalashvili)

Natela Grigalashvili

ナテラ・グリガラシビリ(Natela Grigalashvili/1965- /ドキュメンタリー写真家)は、ソビエト連邦崩壊後のジョージア(グルジア)初の女性フォトジャーナリストであり、ジョージア西部のアジャリア地方のジョージア遊牧民の最後の日々等々を撮影し続けている。

「グローバル化は世界中の伝統に対する最大の脅威の1つです」

「そして、グローバル化のせいで多くの伝統が消えつつあり、さまざまな国やコミュニティの文化的多様性が失われることになります。私にとって、自国のさまざまなコミュニティの伝統を保存し、描写することは非常に重要です。」-Natela Grigalashvili
「私にとって、伝統とは、世代を超えて受け継がれ、過去の文化、アイデンティティ、記憶を保存する信念や考えを表しています。」-Natela Grigalashvili

-Natela Grigalashvili

Natela Grigalashvili - In search of something extraordinary in the ordinary

(ナテラ・グリガラシビリ - 日常の中にある特別なものを求めて)
19:06min   (註)設定から日本語字幕にできます。

"Photography is the best way to convey history"

「写真は歴史を伝える最良の方法です」

ナテラ・グリガラシビリの作品はジョージアの田舎暮らしと本質を描くことに捧げられており、彼女の関心は人々の日常生活を中心に展開し、日常の中にある「特別なもの」を見つけてそれを捉えることにある。

ナテラ・グリガラシビリのアートワーク

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