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菊池契月 - 少女

菊池契月 - 少女


少女

菊池契月  少女 1932 / クリックで拡大します

菊池契月  少女  1932年(昭和7年)
絹本著色 118.5×145.5cm

膝を抱えて座る少女。長い黒髪に灰色の瞳、慎ましやかな唇の紅。
膝に伸ばした両手と裾から覗く素足のふっくらとした指の柔らかい美しさ。
青い縞帯を締めた淡い色調の着物の左袖には、一対の小鳥の模様がさりげなく描かれている。- 京都市京セラ美術館

- 京都市京セラ美術館

菊池契月(きくち けいげつ、1879~1955)

菊池契月 四条円山派 

菊池契月(きくち けいげつ、1879~1955)日本画家
長野県生。内海吉堂(うつみ きちどう/東証は、円山・四条派、後に南画)、その後、京都に出て、児玉果亭(こだま かてい、1841-1913/南画)に南画を学ぶ。その後、四条派の菊池芳文(きくち ほうぶん/1862-1918、明治-大正時代の日本画家/京都絵専教授)に師事し、その養子となる。
大和絵の古典的画法を基礎に、風格ある人物画を残した。1922年(大正11年)から、1年程、欧州(イギリス、フランス、イタリア)に留学している。それもあるのか、昭和期には、モダーンな世界の絵画(散策他)がある。
また、菊池塾を設立し、後進の指導にあたる。文展他、多くの業績は著名だ。旧制-京都市立絵画専門学校・校長。
昭和30年(1955)、死去、77才だった。
いわゆる京都画壇での指導的な立ち位置だった。

菊池契月のアートワーク

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