John Baldessari (1931-2020)の残したもの
ジョン・バルデッサリ（John Anthony Baldessari, 1931年6月17日 - 2020年1月2日 ）コンセプチュアルアーティストのジョン・バルデッサリ（John Baldessari）は、2020年1月2日に亡くなった、88歳だった。
それは、テキストと写真をキャンバスに取り入れたフォトコラージュ等の独特の作風だ。
そして、これまでに写真、映像、版画、インスタレーション、立体などの、先進的なアート作品を制作してきた、その世界の第一人者だった。
ジョン・バルデッサリは、後継者、例えば、シンディ・シャーマン（Cindy Sherman）や、バーバラ・クルーガー（Barbara Kruger- 広告コラージュとしてのConceptual art）等に過大な影響を与えた。コンセプチュアルアートの分野を積極的に牽引してきた人物という事だ。
1931年、カリフォルニア州生まれ、1950年代にカリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）等で学んだあと、当初は、画家として活動は始まった。
1957年、サンディエゴ州立大学（San Diego State University）MA
1959年からは、各地で様々な教育機関に関わりながら、制作を続けいていた。
1970年からは、カリフォルニア芸術大学に移る、その学生には、マイク・ケリー（Michael "Mike" Kelley,1954 - 2012）、デヴィッド・サーレ(David Salle,1952- ）などがいる。
そして、2008年（2007年度）まで、UCLA等で、教鞭を取っていた。
ジョン・バルデッサリには、余りに多い業績があるが、プラダ財団やメトロポリタン美術館などアメリカやヨーロッパ各地で300回以上の個展を開催している。ジョン・バルデッサリの偉業は、まさに、文化、それは切実な部分をイメージ化すると言えるのかも知れない。
以前の記事（文面）は下記にリンクしておきます。
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