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今日の経済12月17日ゴールドマンサックスは石油関連の融資削減へ
12月17日付日経新聞より
金融大手のゴールドマンサックスが米フィナンシャル・タイムズへの寄稿で、環境・生態系への配慮のため、今後の石油関連への融資を削減することを明らかにしました。金融機関による環境への配慮は欧州が進んでいましたが、ゴールドマンによって世界的なトレンドになりそうです。
石油埋蔵量は実に不思議に見える世界で、技術革新と共に新たに石油を抽出できるようになってきました。石油と聞くとサウジアラビアなどの中東のイメージが強いですが、米国は「シェール革命」によってシェールオイルを抽出できるようになり、実は石油埋蔵量で世界1位となりましたが、米国の発表する埋蔵量は抽出可能な資源量が含まれています。
石油の埋蔵量と資源量は分けて整理することが大切です。簡単に言うと、埋蔵量とは現在の技術で抽出できる石油量のことで、資源量は地球上に存在する炭化水素量のことなので、覚えておくと石油関連のニュースが分かりやすいと思います。