⭐︎譲渡について⭐︎

《譲渡時期について》

譲渡の時期は、生後2ヶ月以降になります。基本的には、里親さまのご希望に応じさせていただきますが、以下をご留意いただいた上で、ご選択いただけたらと思います。

子猫の販売に関しての法律では、心身の健全な発達のために、生後8週以降と定められているようです。子猫たちは、生後半年で完全離乳、親離れ、巣立ちとなります。急に母猫が、母の役割を降り、厳しい態度を取り、子猫たちはそれまで母猫にベッタリだったのが、人に懐くようになります。かわいがってくれる人を、新しい親のように認識するそうです。

それまでは、こねこたちは、母猫にたっぷり愛情を注がれ、かわいがられ、教育を受け、兄弟姉妹と一緒に遊んで学んで過ごしています。そんな風に、巣立ちまでの期間を過ごすことは、心身の健全な発育にとても良いそうです。

我が家の母猫たちも、生後半年まで、母猫の元にいました。半年の巣立ちと共に、急にとても人間に懐くようになり、情緒が安定し、落ち着いた、素直でのんびりとした甘えん坊の、とてもいい子たちに成長しました。同時に、とても猫らしい猫でもあります。

早く迎えるほど、お世話の手間と難しさもあります。

(生後4ヶ月がベスト、との記事です。https://olmaruko-nekobiyori.com/how-old-kitten/ )

現在、家にいる4匹のこねこたちは、生後4ヶ月を迎えました。確かに、徐々に、母猫との距離が、心も体も離れていっているのが見て取れます。同時に、わたしたち人間家族への距離が縮んで来ています。巣立つ準備ができてきているのを感じます。

生後2ヶ月で巣立った子たちは、あまりにも幼く、母猫の存在がとても必要で、引き離すことが心苦しかったですが、今の生後4ヶ月の子たちは、自然と新しい場所へ巣立っていけそうです。

猫は、1歳でもまだ少し小さいくらいなので、4か月の子たちはまだまだ小さい、子猫です。1ヶ月、2ヶ月の子が赤ちゃんなら、小学生くらいの感じです。
まだまだ子どもで、でも親離れを始めている、4〜6ヶ月が、譲渡にはとても良い時期だと感じています。

又、十分な期間、親兄弟と過ごしたので、社会性がつき、必要なことをしっかりと学んでいます。遊びで噛むことも上手に手加減ができます。母乳をしっかりと飲み、毎日体をよく動かして遊んでいるので、健康上もとても良いです。

　

《譲渡方法について》

鹿児島県内・九州全域・大阪・東京・松山・名古屋でのお迎えが可能です。他地域もご相談ください。

(基本的には、輸送量の実費をいただきます。飛行機でのお届けの場合は、1匹につき2000円〜6500円程度かかってきます。匹数が増えるほど1匹あたりの輸送費がお安くなります。鹿児島からJAL又はANAの直行便が出ていない地域へは、車か新幹線でのお届けとなります。)

譲渡の流れとしては、お話を伺い、子猫とのマッチングを行い、お試し期間を設け、ご自宅への訪問、譲渡後の猫たちの様子のご報告をいただくことが基本の形となっております。契約書もいただいています。

遠方の方は、オンラインでも対応できますので、お気軽にご連絡くださいね。

《完全室内飼いで飼っていただけます》

自由飼いで、交通事故の危険がある場合は、完全室内飼っていただきたいと思います。
うちは、車のほとんど来ない田舎で、母猫が子猫へしっかりしつけているのもあり、外を出歩いていますが、完全室内飼いへも、問題なく順応できるようです。

爪とぎ対策(爪とぎグッズを用意する、壁はガードする)、縦方向に走れるスペース(廊下や階段など)、日が当たる場所、上に登れる場所(本棚やキャットタワーなど)があれば、運動量も十分なようです。
(兄弟姉妹で迎えていただければ、一緒に遊ぶので、良い運動になります。)

もし、うちと同じような交通量のない田舎で、出歩けるように飼いたい場合は、母猫にしっかりと教育されてから(生後3ヶ月以上)、同時に、よくよく見守られてください。
ご自身のお車も含め、交通事故には十分にお気をつけください。

　　

《兄弟・姉妹での多頭飼いのすすめ❣️❣️》

多頭飼いは考えていない。と思った方、ちょっと待ってください！！！！
2匹以上で飼うことは、本当に、メリットしかない、とても素晴らしい飼い方です。

わたし自身、5年前に初めて猫を迎えた時は、多頭飼いだなんて考えられませんでした。
以前、犬を飼っていましたが、やはり1匹で、多頭飼いを考えたことなどありませんでした。
今では、多頭飼い以外は、考えられなくなりました。

1匹目の子が、お嫁さんを連れてきたので、思い切って迎え入れたところ、想像していたような大変さは全くなく、何も変わらないかのようでした。
ただただ、2匹が仲良くしている姿は、見いていてとても幸せな気持ちになるものでした。

そして、4匹の子猫が生まれ、6匹になったのですが、猫はあまり場所を取らない動物なのか、特に大変なこともなく、ただただ、とてもかわいいです。
兄弟姉妹で、本当に仲が良く、いつもくっついて寝たり、遊んだり、本当に愛らしいです。
わたしたち人間が留守をしていても、何の問題もなく、寂しくもなく、お互いと楽しく過ごしています。
(でも、人間にもとても懐き、甘えてきます。帰ってくるととても喜んですり寄ってきます。)

一人っ子よりも兄弟がいた方が、という、人間の子どもへの感覚と同じで、兄弟姉妹で飼うことには、良いことしかないと思っています。
実際に、多頭飼いしている友人知人たちも、口を揃えてそう言います。

今までに、譲渡した方も、2匹引き取ってくださった方と、3匹引き取ってくださった方がいらっしゃいました。
写真や動画を見せてくださいますが、本当に仲が良く、、、、見ていて本当に、嬉しい、温かい、幸せな気持ちになります。

こちらです❤️

一緒に新しいおうちを探検したり、遊んだり、寄り添って眠ったり。。。

　
3匹引き取ってくださった方は、始めは1匹ご希望でしたが、多頭飼いの素晴らしさをお伝えしたところ、3匹も飼うことにしてくださり、そうしたことをとても喜んでいらっしゃいます。
3匹の天使たちのようだ、家に帰ることがいつもとても楽しみ、と仰っています。
そして、その方のお友達も、その3匹の様子を見て、1匹ではなく2匹飼うことに決められたそうです。

一度ご覧になったら、きっと多くの方が、2匹以上で飼いたいと思われることと思います。

又、新しく引き取られて行くとき、少なからず、猫たちには不安があります。今まで大勢の親たち、兄弟たちと暮らしいましたし、まだ幼いのでなおさらです。
でも、2匹以上で迎えていただくと、そんな不安も半分以下になり、安心して、新しい暮らしに入っていけます。

ぜひぜひ、ご検討くださいね！😸😸😸

《カンパについて》

最後に、カンパについてお話させてください。
猫たちの養育費を基本とした、お気持ちのカンパになります。

14匹の猫たちを育てるために、お金がとてもかかってきますので、始めは養育費をいただくつもりでいましたが、いただかないことにいたしました。

子猫の譲渡に費用をいただくということに対して、日本では反対の声が多く、料金設定や、説明内容に迷っているうちに、次々飼い主様が決まっていってしまい、事前にご了承いただくことができなくなったからです。
ですが、数名の飼い主様から、お問い合わせいただき、払いますと仰ってくださる方がいらっしゃったので、考えた末、カンパという形でご案内することにしました。

カンパですので、払っていただかなくても全く構いません。料金もお気持ちで、いくらでも構いません。どうぞお気になさらず、ご自身にとって気持ちの良いご選択をされてくださいね。

(ご参考までに、養育費用は1匹あたり2000円以上になります。他、必要な道具などの購入、ガソリン代などが、+αです。)

　《里親詐欺のこと》

みなさんは、里親詐欺についてご存知でしょうか？

わたしも、人に聞くまでは全く知らなかったのですが、里親になると偽って、猫たちを、虐待・動物実験への販売・三味線の材料・繁殖販売などの目的で、引き取ることを言うそうです。
まさか、と、耳を疑うようなことですが、とても頻発している、時には応募者の半数が里親詐欺ということもあるそうです。
殆どが商売目的ですから、他の詐欺同様、とても巧妙な手口です。用心していても騙されたり、騙されたことに気づかないこともあるそうです。

ですから、こねこたちが決して被害に遭わないよう、友人・知人づてでのご紹介以外の方へは、身分保証や連絡先情報、契約書等、必要な対策を取らせていただいています。
うちのこねこたちの譲渡の手続きが、少し堅苦しすぎる？と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、このような背景があること、ご理解ください。

わたしも、以前までは、なぜそんなに大袈裟な？と思っていましたが、考えてみれば、大切な大切な、我が家の猫たちです。詐欺でなくても、簡単に迷子にさせたり、捨ててしまう人もまだまだいるのです。
孤児院から子どもを引き取るために、何重にも段階を踏み、手続きすることが必要なように、動物たちのことも、大切に、確実に譲渡していくことは、必要だなと、今では考えています。

どうぞ、ご了承くださいませ。

(里親詐欺についての詳しい情報はこちらになります。　http://www.prana-japan.com/satooya/s03.htm )

ではでは、お問い合わせをお待ちしております。
飼い主様にとっても、こねこたちにとっても、幸せなご縁が繋がりますように🌈