踊る機械

つい昨日までインフルでダウンしていました。
自分は熱の時は「水を飲む」と「死ぬように寝る」しかしないスーパー低燃費生活を行うようにしているので、土曜に発症して3〜4日で完全復活。驚くべき我が生命力。
そんなインフルで苦しんでいる中、ある夢を見ました。それは「機械が踊る」というものです。あちこち光沢する機械がガシャガシャ音を立てながら、バレリーナのように鉄の脚を折り曲げたり、伸ばしたり。顔のようなものをグリグリ動かしてこっちを見たり、あっちを見たり。なぜかモノクロームで、艶かしい。でも、5歳が見たら泣くような夢でした。
熱も下がって冷静になった今、何故あんな夢を見たのか?と考えてみたらある結論に辿りつきました。それは熱で意識が飛ぶ前、フェルナン・レジェの映画、『Ballet Mécanique』を見ていたからです。YouTubeの視聴履歴にも残っていましたし。Ballet Mécaniqueはいわゆる前衛映画なのですが、惹きつけられます。機械に対してこんな見方があるのか〜と感心したり、かっこいいと感じたりします。配線萌えかな?
自分の好きなアーティスト、坂本龍一にも同名の曲があります。未来派野郎というアルバムに入っており、M3に入っています。とにかく感動する曲で、この曲が好きすぎてアルバムを買うほど好きな曲です。他にも未来派野郎には名曲が入っていますよ。黄土高原とか大航海とかヴァラエティ・ショーとか。このアルバムは坂本龍一のアルバム史上No.1だと思います。(個人比)
途中から坂本龍一のアルバムレビューになってしまいましたが、最後は自分の夢の世界についての総括をします。
『夢というものは、結構現実で見たものに忠実なのかもと感じました。』
自分は小さな頃から悪夢を見がちなのですが、そのどれもがテレビで見たものや、現実で行ったことのあるところが舞台なので、小さい頃から上記のことを考えていました。
自分はインフルの謹慎期間内なので、少しゆっくりします。いい夢見てね。

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