10/28(月)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:米財務省は690億ドル規模の2年債入札を実施しました。最高落札利回りは4.13%、テイルはプラス0.8bps、 応札倍率は2.5倍と過去6回入札平均2.65倍を下回り需要は低調、外国中銀等間接入札者の比率は58.2%だった。5年債入札も冴えず 最高落札利回りは4.138%。 テイルはプラス1.6bsp、 応札倍率は2.39倍と過去6回入札平均2.37倍を上回り需要は順調だった。 外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は76.4%だった。

画像1 10/28(月)米国市場引け後 株式市場:ハイパースケーラー決算発表を控え市場は期待と不安が交錯する形でNASDAQに代表されるTech銘柄は総じて軟調な様子見ムードでした。Meta がAI検索エンジンを開発中との報道やGoogleの決算期待からCommunication Serviceセクターは買われました。その他金融、素材、公益、消費財、ヘルスケアなど幅広いセクターで買いが広がりました。原子力系はフランスで開催中のTopFuelカンファレンスの影響で暴騰しております。
画像2 10/28(月)米国市場引け後 指数:NYダウ 42386.03(前日比+0.65%)SP500 5824.4(前日比+0.28%)NASDAQ100 20351.55(前日比0%)NASDAQ総合 18568.05(前日比+0.27%)Russell2000 2242.55(前日比+1.57%)※4指数とも引けにかけて大きく売られる展開になりました。SP500 VIX指数 19.78(前日比-2.71%)債券MOVE指数は取引がありません
画像3 10/28(月)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 18.83(前日比-5.36%)ドルインデックス 104.28と引き続き104pt台で推移、引き続きドルが買われる地合い。原油WTI 68.03とイスラエルのイランに対する報復攻撃で石油関連施設を攻撃しないとの報道から大きく下落、前日比-5.22% 金/ドルは2742.73と前日比-0.18%の微減 BTC/USDは69675と70000ドル目前、ETH/USDは2510.24と大統領選挙を織り込むような展開になりました。
画像4 10/28(月)米国市場引け後 債券利回り:2年債、5年債の入札が予想よりも軟調だが国債利回りは上昇し、ドルは値上がりしている。株式市場では規制緩和や減税で恩恵を受ける分野が買われている状態です。その一部は強い景気や利益拡大に関連しているが、こうしたモメンタムの一部は投資家がトランプ氏勝利をますます織り込みつつあることに起因している可能性があると思われます。
画像5 10/28(月)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは62でGreed、先週の59から3pt上昇した形でトランプさんの勝利を織り込む展開に対する楽観的な見方が増えてきた形ではないかと思います。
画像6 10/28(月)債券市場利下げ織り込み:11月に25bpの利下げはConsensusのまま、12月以降の数字は今週の雇用関係の経済指標によって変化してくる事が予想されますので、引き続き注視して行きたいと思います。

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