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珈琲道ぢろばたとの徒然記 その2

珈琲道ぢろばたの珈琲は
今まで飲んだことが無い味だった。

ス○バの珈琲は、朝仕事の前の圧倒的な目覚めの味。
ド○ールの珈琲は、サンドイッチと共に飲んで美味しい味・・
なんて勝手に私にとっての感じではあるが。

珈琲道ぢろばたの珈琲は、一日の疲れをとってくれる味だと思う。
飲む人をねぎらってくれる味 とでも言おうか。

香り豊かさの中に
酸味あり、苦味あり
でも後味が 変に残らない。
心地よい印象が残って、くつろがせてくれる。

今は亡き山中隆太郎さんが心で設計した
樹木のぬくもりを感じさせる
柱時計とランプと炉辺を設置した空間。

詩を愛し
鉄道を愛し
旅人を愛し
絵や写真を愛し(昔描いていたこともある)
音楽を愛するマスターが
48年間(1974年オープン)珈琲ひとすじで営業してきた店。

忌憚の無い会話に躊躇し
もう二度と行きたくないと思うこともあり、
でもまた、あの珈琲欲しさに行ってしまう。

あの珈琲は
マスターが作り上げた作品なのだと思う。

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秩父のゴッホ 香本博 Hiroshi Komoto
独学の画家 香本博(コウモトヒロシ)です。北海道から沖縄まで約130回の個展を開催してきました。より多くの方に見て知っていただけるよう、絵本出版なども考えています。応援よろしくお願いします。