【フェラーリ】Ⅿ・マン監督が描くエンツォと関わる人々の命と愛
映画【フェラーリ】を公開初日に、ユナイテッドシネマ秩父で観た。
名作映画【ヒート】の監督だけあって、
ドラマチック過ぎないドキュメント的な場面運びで、
リアルな映像が迫ってきた。
カーチェイスシーンが売りのような予告編とは違い、
本編は、戦死した兄への悲しみや、同居の母や妻との確執、
内縁の妻と子への愛情などが織り込まれて描かれる。
妻を演じるペネロペ・クルスが「条件はない・・希望はある」と、
良い演技をしていた。
死と隣り合わせの契約ドライバーたち。
彼らの個々の思いにも触れている。
「ブレーキを踏む者は一位になれない。そんな者はいらない。」と、
怒りを込めて語るエンツォ・フェラーリを、
重厚に渋く演じたのは、スター・ウォーズで注目された俳優
アダム・ドライバーだ。
映画で描かれる1957年のミッレミリア公道レースでの
ドライバー2人と観客13名(子供4人を含む)が死亡する大事故。
当時の事故をよく映像で再現で来たなと、
本当に驚きだ。痛ましい・・・。
あらためて クルマは危険なものだと知らされた気がする。
同時に昨今頻繁に報道される、高齢者運転の事故。しかし同時に、高齢者でない者の危険運転が後を絶たないことももっと報道されるべきだと感じている。
https://www.ferrari-movie.jp/ #ユナイテッドシネマウニクス秩父
【フェラーリ】Ⅿ・マン監督が描くエンツォと関わる人々の命と愛 ※キネマ散歩 https://arthiropon.exblog.jp/
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独学の画家 香本博(コウモトヒロシ)です。北海道から沖縄まで約130回の個展を開催してきました。より多くの方に見て知っていただけるよう、絵本出版なども考えています。応援よろしくお願いします。