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AJF 2025プレイベント第一弾「Z世代アートワーカーを支えるキャリア支援やサポートの現在」

こんにちは、ART JOB FAIR(AJF)主催者のartnessの高山健太郎です。

アートワーカーのキャリア形成や仕事探しをサポートする目的で2023年にスタートしたAJFは、文化芸術分野に特化した国内唯一のジョブフェアです。この度、2月1日、2日に開催する第3回目のAJFに向けて、オンラインによるトークイベントを開催します。

初回は、12月20日19時から、「Z世代アートワーカーを支えるキャリア支援やサポートの現在」というタイトルで開催します。

アートワーカーを示した図

3つの円で構成されており、内側から順に「雇用元」「文化芸術分野」「職種」を表しています。
様々な組み合わせがありますが例えば、官(国や地方公共団体)に所属し、音楽分野で広報の仕事をしている方。共(非営利法人)に所属し、美術分野で事務の仕事をしている方。民(営利法人または個人)に所属し、演劇分野で制作の仕事をしている方など、専門職や総合職も含む多様な文化芸術の担い手を示しています。

過去2回のAJFには710名の来場者が訪れ、26団体が出展し、アンケート調査の結果、53名がマッチングに成功しました。

来場者の主な年齢層は20代で、デジタルネイティブ世代であり、社会問題への関心も高いとされる「Z世代」と呼ばれる年齢層が多く参加しました。

第1部では、AJFを通じて文化芸術の分野の仕事に就いた20代のお二人をゲストにむかえ、Z世代が仕事やキャリアに対して抱く価値観や働きがいについてお話を伺います。

第2部では、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」において活動支援に携わるお二人をお迎えし、アートワーカーに向けた活動支援の内容についてお話しいただきます。

多様な価値観や柔軟な働き方がますます重視される現在、次代のアートワーカーがどのようにキャリアを築き、自分らしい働き方を実現していけるかを考察します。また、こうしたアートワーカーの活躍を後押しするために必要な環境やサポートのあり方についても話を深めます。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

開催概要
日程:2024年12月20日(金)
時間:19時〜21時(2時間程度)
会場:オンライン(ZOOM)、入場無料
主催:artness

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こんな人におすすめ
・10代、20代で、文化芸術分野で働きたい方・働いている方
・Z世代の働き方やキャリアに対する価値観や考え方に関心のある方
・アートノトの活動に興味のある社会人や学生の方
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タイムスケジュール
19:00〜19:15 AJF第3回目の内容紹介
19:15〜19:55 第一部:Z世代のお二人の自己紹介
19:55〜20:25 第二部:アートノトの活動紹介
20:25〜20:50 トークセッション(1部、2部で出演いただいた4名と進行役)
20:50〜21:00  質疑応答

出演

久保田 由香(くぼた ゆか)
プロジェクトマネージャー・アートコミュニケーター

1995年千葉県生まれ。2018年福武財団に入社し、美術館運営やアートプロジェクトの制作、エデュケーション業務に携わる。2023年より地方公務員として文化事業を担当。同時に、アートや地域のプロジェクトを中心とした制作・広報などの領域で活動し、千葉県松戸市「科学と芸術の丘」でアシスタントディレクターを務める。
マツイ 麻衣亜 アン(まつい まいあ あん)
クリエイティブディレクター

2000年東京都生まれ。大学時代から、アートに関する研究を行い、学業外ではギャラリーアシスタントやアートイベント補佐を勤める。大学卒業後、他業種に就職するが、アート業界に携わり続けたいと考え2023年ギャラリーアシスタントへ転職。ギャラリー業務の補佐や、イベント企画開催を行った。2024年にART JOB FAIRを通じて現職場のArt Harbor Inc.へ入社し、主にクライアントからのヒアリングや要件定義、プロジェクトの進行管理などディレクション領域を担当。
松山 恭子(まつやま きょうこ)
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 活動支援部 相談・サポート課 相談係長

30代からガラス制作を始めたことをきっかけに渡米。ケント州立大学大学院(クラフト/ガラス)とサバンナ芸術大学大学院(ファイバー)にて修士課程を修了後、フロリダ州マイアミにて作家活動を行った。帰国後、2017年から社会福祉法人愛成会にて、主に障害者の芸術文化活動支援に携わり、2019~2022年度には、愛成会が運営する東京アートサポートセンターRights(ライツ)のセンター長を務める。2024年4月から現職にて東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」の相談窓口運営を担当。


今野 真理子(こんの まりこ)
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 活動支援部 相談・サポート課 講座事業係長

東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(版画)修了後、英国ウォーリック大学大学院欧州の文化政策と運営学ディプロマ修了。ダンスカンパニーでの制作アシスタントを経て、国際文化交流機関、国際舞台芸術祭、国際美術展、公共劇場等にて文化事業の企画制作運営や助成プログラム運営に関わる。2014年4月よりアーツカウンシル東京に入職。助成プログラムや人材育成事業(アーツアカデミー)の運営を担当、2023年4月からは同年10月オープンした東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」の講座事業企画運営に主に取り組んでいる。
進行 高山 健太郎(たかやま けんたろう)
ART JOB FAIR 代表/株式会社artness代表取締役

2004年福武財団に入社、直島、豊島、犬島の美術館の立ち上げやアートプロジェクトに携わる。2013年にノエチカの創業に携わり、石川県の地域文化である工芸のまちづくりやツーリズムに8年携わる。2021年独立。アートプロジェクトのキュレーションやプロデュースを手がけるartnessを創業。2023年に文化芸術界に特化したジョブフェア「ART JOB FAIR」を立ち上げ現在に至る。

本日は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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