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大学時代、独りの場所。

19〜21歳の佐賀の学生時代。毎日のように立ち寄ってた蓮根畑の景色です。
夏は、碧々とした葉と蓮の花が咲き、冬はこの世の終わりとも言える枯れ果てた景色を、ただ、ぽつねんと、一人ベンチに座って見てました。3年間も。
夢から挫折して、途方に暮れていた時代。誰もいない、なにもない、先もわからない、あてもない。蓮根をみながら、孤独だったんだろうけど、精神的にはとても豊かだったような気がします。
静かで、穏やかな夕日の光のひとつぶひとつぶをカラダで感じていたような、時が止まっているようでした。蓮の花がチラホラと咲いていました。そんな情景を、久しぶりに思い出しました。

おしまい。

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画家・ペーの日記
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