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誕生日

息子の誕生日だった。
保育園の朝礼で、誕生日の挨拶。
3つの質問に答える。まず友達の質問。
・好きな食べ物は?「いちご」
・好きなポケモンは?「黒のレックーザ」
そして、パパからの質問(事前に打ち合わせしてた)。
・キン肉マンの好きな超人は?
「キン肉マン!」
あれ?ウォーズマンじゃないのか汗。

午前の予定、近くの市営公園にいき、たくさん遊んで、昼ごはんの前に帰る。家に着くと、誕生日プレゼントの「タランチュラナイト」が届いていた。
「これ、夢じゃないよね!」の喜んでいた。(彼も夢をよく覚えている)。

パパは疲れて仮眠を取る。
ロイホでアイスとジュース。大人はパフェ。タランチュラナイトのロボと、クワガタのロボで戦って満足そう。
夕方は公文(←今ここ)。

昨夜は前夜祭ということで、義弟くんも交えてお祝いした。妹も興奮してた。

良い一日だ。

pm21:00
寝かしつけに1時間。興奮気味で、いろんなことを話した。
夢を食べるバクと、アリクイの違いについていろいろ質問していた。彼は夢がみたくないので、しっかり夢を見ないお祈りをしている。それでも夢をみる。
聞けば、パパが偽物だったとか、お花畑を走ったとか、可愛らしいものだ。
身体が寒くなり、さすがにもう1人で寝てねと言っても、泣きついてくる。右手で足をマッサージして、左手で耳かきをして、ようやっと落ち着いて、寝息が聞こえる。
甘えるだけ存分に甘えたい。それだけだ。それはきっと、彼にとってはいいことだ。

保育園の公園で、保護者参観で付き合っていると、あちこちで小競り合いが起きている。ちょっと強い子が乱暴に物を取ったり、強く言ったりして、息子はとうとう泣き出した。これもパパがいるからであって、普段は堪えている。
寝る前に、「〇〇くんがカバンを振り回した」と言って悲しい顔をする。それを先生に言うと、同じことをし返すと言う。それは良くない。
生まれた時から繊細すぎる一面があり、下の娘と比べてみて、初めてこんなにも違うものかと夫婦で驚いているが、彼にとって、大好きなパパとの「儀式」は、大きな安心を得るための大切な時間なのだろう。

生まれてきてくれてありがとうね。

と伝えても、昔のようにすぐ答えることもなく、照れもあるのか、黙っていた(眠たかったのか)。

君が生まれて、初めてパパになれたんだ。こんな奇跡はない。
パパになって、人生が一変した。それはもういろんなことがあったけど、明らかに言えることは、「こんな幸せな時期はない」ということ。この景色を見れたことに感謝だ。大きな葛藤と学びと喜びを与えてくれてありがとう。

これは描いておかねばならないことだから、今夜中に記録した。

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画家・ペーの日記
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