プロのプログラマが Scratch で遊んでみた
Scratch とは
Scratch は MIT が作成した、子供向けのプログラミング言語および環境のことです。
「プログラミング言語って、なんか英語や数式がいっぱい並んでいる感じで、子どもには難しいよねー」
「だったら、ブロックを組み合わせてプログラムが書ければ子どもでも大丈夫じゃね?」
きっと、こんなノリで開発されたのでしょう
早速ゲームを作ってみた
プロのプログラマなら余裕でしょ!?ということで、早速アカウントを作ってやってみました。小一時間で作ったのがこれです。
タイトルは「Tom and Jerry」時間内にネズミを捕まえるというゲームです。
こういうゲームを作ろう!と思って作ったわけではありません。Scratch は、デフォルトで猫のキャラクターが表示されているので、まずはそれを動かすところからはじめました。動かしたら、向きを変えたい、ニャーと泣いてほしい、猫だけにネズミを捕まえたい、捕まえたら得点を入れたい、時間制限がほしい、といった具合に、見切り発車で機能追加をしていきました。
https://scratch.mit.edu/ https://scratch.mit.edu/projects/721907790/
Scratch の印象
いきなりゲームが作れるのが良い
自分もそうでしたが、「ゲームがしたい、作りたい」というのは子供にとってとても魅力的です。ちょっとしたブロックの組み合わせで、いきなりキャラクターを動かせるようになる。これは良いですね。
イベントが使えるのが良い
Scratch はブロックを組み合わせてプログラミングする、というのはなんとなく知っていました。しかし、ちょっと規模が大きいプログラムを作るようになったら、処理が大変なことになりそうだな、と思っていました。
しかし、見てみると「イベントの通知」があるではないですか!これは便利ですね。イベントについては説明を省きますが、今回は
ネズミが猫に触られたときのイベント
時間制限に達したときのイベント
を作成することで、処理をある程度スッキリさせることができたのではないかと思います。
他の人が作ったプログラムを参考にできるのが良い
プログラムの在り処といえば GitHub ですね。全世界の優秀なプログラマたちのコードがここにあります。
Scratch も同じようなしくみがあり、ここで他の人が作ったアプリケーションの中身を見たり、実行したりできます。これがあれば、誰かが作ったゲームに機能追加をしたり、設定を変えたりしてオリジナルゲームを作れますね。素晴らしい仕組みです。
まとめ
Scratch をプログラミングのきっかけにするのはとても良いと思います。ゲームづくりがしたい!という子どもたち、一緒に面白いゲームを作りましょう!
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