プログラミングスクールの風景:はじめてのPython
こんにちは、Artista Programming School の青柳です。
今日は、プログラミングレッスン風景などを紹介していこうと思います。
環境構築が第一の難関
なんでもそうかもしれませんが、最初の一歩が第一の難関だと思います。プログラミングで言えば、プログラムそのものよりも、PC にプログラミングができる環境を構築することのほうが難易度が高いかもしれません。
今日の生徒さん Kさんは Python でのプログラミングということで、Windows PC に Python とエディタ(VSCode)をインストールするところから始めます。とりあえず、VSCode にプログラムを書いて実行ボタンを押せばプログラムが動くというところまでは無事完了しました。
はじめてのプログラミングでいきなりRPAに挑戦
K さんは初めてのプログラミングですが、いきなりRPA(単純作業の自動化)に挑戦します。というのも、プログラミングを始めるきっかけのひとつに、「職場で定常的に行われているExcelファイルをベースとした単純作業をもっと効率化したい」という目的があったからです。
素人にいきなり実践的なことをさせる理由
そんな簡単に仕事の自動化なんてできるわけはない!
もっと基本的なことからやってからのほうがいい!
このように思われる方が多いかもしれません。しかし、実はいきなり実践の方が良いのです。なぜなら、そこには明確な「プログラムを勉強する理由」があるからです。
むしろ、Python はこういうものです、for 文というのがあります、こういう関数があります・・・といった具合に説明されても、いつどこで使うのか全く想像がつきませんよね?
自分が作りたいと思うプログラムを作りながら、課題が出てきたらその部分を勉強する。こちらのほうが効果的なのです。
プロのプログラマがサポート
もちろん、わからないところはプロのプログラマである講師が完成までサポートします。しかし、いきなりプロがやるような手法を教えたりはしません。なぜなら、その手法がなぜ良いのか?を生徒側が理解できないからです。最初は動けばよいレベルからスタートし、徐々にレベルの高い手法やアイデアを教えていきます。
プログラミングよりも大事なことを学んでほしい
プログラマからすればプログラミング自体は難しいものではありません。結局はコンピュータへのお願いの仕方だけの話なので、書式とかがわかればそこそこ作れるようになります。
それよりも難しいのは「大きな問題を簡単な問題に分解する」という作業です。プログラミング以外でも言えることですが、一見難しそうに思える事柄でも、うまく情報を整理すれば簡単な問題の組み合わせだったりしませんか?実は、できるプログラマは課題分解能力が非常に高いのです。
生徒さんには、講師がどのようにして大きな問題を小さな問題に分解しているのか?そのやりかたを学んでほしいと思っています。それができればプログラミングなんてホントに簡単ですからね!
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