「緑」は実は特別な色！？
葉っぱが緑なのは、葉緑素の色、というのは理科の時間にならったことを記憶されてるかもしれません。そしてその葉緑素に染まる葉緑体が、光合成を行うことも多くの方の知るところだと思います。
しかし、なぜ光合成が行われるのは決まって緑色なのでしょうか？
ここに、緑色と生命の不思議な関係があるようなのです。
私たちの人生を彩るヒント、そんな生命の不思議の中に見出すことができないでしょうか。
こんにちは！
Artist_Saika事務局 中の人です。
光合成のキモは「緑色」
日中の太陽は「緑色」！？
太陽の光をプリズムに当てると虹色に分割されるのはご存知の通り。実は、一見、色を感じない太陽の光も、その中に様々な色の成分を含んでいます。
ある研究によると、晴れた日に太陽光に含まれるのは「緑色の光」が最も多いことがわかりました。しかし、光合成を行う組織は緑色に見えるということは、太陽光の緑色を反射しているということ。つまり、光合成に最も多い緑色の光を使っているわけじゃないようなのです。
植物はお腹いっぱいになりすぎないよう緑色を跳ね返す？
その部分の説明をWEBサイトのコラムで、わかりやすくたとえている説明がありました。
植物は太陽の光から逃げることができないため、晴れの日には一日中降り注ぐ光を受け続けなければなりません。
動物で例えれば、閉じることのできない口に延々と食べ物を放り込まれるに等しい状態です。
そのため、最も強く注がれる光をあえてスルーすることで、食べ過ぎても不調に陥らないダイエット食のような光を吸収していたのです。
（ナゾロジー）
自然というのはうまくできているもので、エネルギーを食べ過ぎにならないよう、最も多い色とは違う色を使って光合成をするようです。
「緑」は永遠！？
緑は色の名前ではなかった！？
一説によると、緑は色を示す名前ではなかったという話があるようです。あくまで、植物を指す言葉であったのが、葉がみんな緑色なので、その色を緑としたとか。
緑は不思議な色で、他の色を混ぜても、緑であり続ける傾向が強いと言います。画家の世界では、「緑は何を混ぜても緑だから永遠の色なんだ」なんて言う人もいるそうです。
カラクリとしては、人の眼の仕組みが影響しているようです。それはすなわち、人類が進化の中で緑がとても大事なものと認識しているからなのかもしれません。
地球の酸素を生み出す仕組みが緑色。
そして、永遠の色が緑色。
太陽光に含まれる最も多い色が緑色。
そんな事を合わせていくと、緑という色はとても特別な色に感じられます。
自然から何を受け取るか？
もしそんな緑色の特性から、幸せなエッセンスを受け取るとしたらどんなことがあるでしょうか？
自分達に取り込むものを選ぶことかもしれません。
情報や、食べ物など、いろんなものを無意識に取り込んでいます。
また、単純に、緑色から癒しを得ることで、自分をリセットする習慣をもつというのもいいですね。
特別な色、緑。
あなたは、緑にどんな思いを持っていますか？
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