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色のチカラ【YELLOW GREEN-黄緑-018】ふんわり包み込むような優しさを

人の器の大きさって何だと思いますか?
私は、異質なものを受入れる受容力だと思います。
なぜなら、他人の主張や思いを尊重し、その責任を持つということにつながるからです。

あなたの秘めた才能を開花させる彩のアート
Artist_Saika事務局 中の人です。


組織運営から学んだ「人の器」

「自分流」を貫くことの弊害

自分流、独自路線、とてもいいことだと思います。
たとえば、一人のアーチスト、ピン芸人、職人さんといった立場にいるなら、逆に自分流、とても大事だと思います。
しかし、それがひとたび組織となると様相は変わってきます。

リーダー的な立場に立つ人は、自分を活かすことと同時に、組織を活かすことを大事にしていく必要があります。
この時に、リーダーが我を通せば、メンバーの個性を潰してしまうこともあるでしょう。俺についてこいタイプのリーダーは、メンバーを部品化してしまいがちです。

組織を空中分解させてしまった……?

実は、私ことArtist_Saika事務局 中の人は、組織を空中分解させた経験があります。
会社経営において、社員の大量退職を経験しています。
それは、社員一人一人が、その組織では自分の力を発揮できない、と感じたからなのだと思います。

なにしろ、箸の上げ下ろしまでルールで縛ろうとするリーダーだったものですから。まさに、メンバーの部品化です。

人を活かす

こういった組織で人を活かすとき、
・メンバーの失敗に寛容になる
・メンバーの提案を受け止める
・我を通さず、意見を求める
といったリーダーシップが必要になる、というのが私の経験則です。
メンバーを受け止める器があるから、メンバーはリーダーを盛り立てたいと感じるのではないかと思うのです。

柔軟さを身につけよう

頑固さは執着

物事を成し遂げるに際して、強い意志の力は大事です。
とはいえ、それは頑固さにつながる可能性が高いのです。
すると、人の意見を受入れず、自分の狭い世界の中で完結させようとしがちです。

あるところまではそれでうまくいくかもしれませんが、壁を感じたら姿勢を変えるタイミングです。自分のやり方がうまくいかないことに気付いたら、「そうじゃないだろう」とおもう他人の意見も、一度は取り入れてみる、受け入れてみる。
自分の考えに対する執着を手放す、というステップになるのです。

自分以外の考えに責任を持つ

それが場合によっては、失敗という判断を下さざるを得ないことも起こるでしょう。自分の意見じゃないのに、リーダーは失敗の責任を持たねばなりません。

これは、今まで自分一人の責任と能力でやってきたことが、
組織全体の能力を使い、組織全体の責任を持つ、というフェーズに変化したことになります。
個人の身体を使った仕事から、組織という大きな身体を得た、というイメージになろうかと思います。

その時、組織の大きさこそが、人の器と比例してくるのではないかと思うのです。

包み込む優しさを黄緑で

当然、人の器の成長には、苦しみも伴います。
何で自分が…と思うシーンもあるでしょう。
そんな成長痛を和らげてくれるアイテムとして、眼に入る部分に黄緑の色を配置してみてはいかがでしょうか。

黄緑は柔軟性や共感能力を高めてくれる色。
優しい気持ちで、人と、現実と、付き合っていけたらいいですね。

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