創作日誌 #006 -失敗と成功は、等価値-
漫画描くってどうすんの
……それが出来たら苦労しないんだよなあ!!
前回で漫画描こ〜と決めたは良いものの。
プロットって……どう書くんだろう。
これが漫画初心者のリアルだよな。
誰しも初めてってそんなものだろう。正直目の前は白紙というか更地だ。
とはいえ、幸い私は以前ふぉろわさんから聞いた話や、前に読んだnoteの記事の知識があるので全くの0スタートでは無いことが救いか。
ということで、教わったことを思い返したり読み返したりしつつプロットを作る。
こちらの記事がプロットを書く前段階から説明してくれているので、とりあえず紹介されている流れで見様見真似に書き出してみた。
一次創作なので、これを書く過程でキャラクター像が出来上がっていく感じだ。今までイラストに描いている時はもう少し無味乾燥な人物だったが、少しずつ味付けされてきた気がする。
このあらすじのようなプロットでは、まだネームに進むまで距離があるように感じる。ここから少しずつ分解し、粒度を細かくしていく。
まずは一般的な起承転結に分ける。意外とあらすじの時点で起承転結が出来ていたので、私ってば才能あるんじゃない……?と軽率に自尊心を突き上げながら進む。
次にこの内容を何ページのボリュームで収められそうか、仮定を立ててみる。あらすじだけだと何ページになるか検討もつかなかったが、これで大体『24ページくらいになりそう』という目処がついた。
1見開き分ページが余っているが、これは後で必要になったら付け足そうと思う。
分解第二段階に入る。
今度はページ単位で内容を振り分ける。
ざっとページを並べ、横に起承転結に分けたあらすじを置く。
それをさらに、ページのボリュームを考えながら内容を細かく付け足していく。
ここまで書いていてわかったのだが、『学校』を思い浮かべた時、どうしても日本の学校をイメージしてしまう。どちらかというと世界観は北欧くらいのイメージなので、変な感じだ。
一旦次のステップに進む前に、一度文化の違いを調べることにした。日本特有の文化が入っていたら変更する必要があるからだ。
少しファンタジーが入っているとはいえ、現代日本ではあまりにもイメージと違う。
ここに来て勉強のターン。
創作するって大変だな……。
本気模写2作目進捗
ノーマン・ロックウェル作品の本気模写2作目。前回はとにかく完成形を近づける目標だったので、いきなり色塗りスタートにした。大雑把な塗りから徐々に細かくしていく形だ。
今回は、より自分の絵で活かしやすくするために普通に絵を描く流れに近づけて描くようにしてみる。前回一番『大きな修正箇所』と感じたのはコントラストだった。
赤指示を入れるために見直した時、元絵はこんなにはっきりしていたのか!と衝撃を受けたのだ。
今回はそのコントラストがなるべく自力で導き出せる描き方になるように、模索しながら描いてみる。
まずは下書き。
基本線画無しの絵なので、この下書きの上からそのまま色を塗っていく。
まずは肌っぽい色を全体に乗せる。
これは明るくも暗くもない、いわば中間層の色だ。この上に今度は明るい色で光の当たっている面を描いていく。
何となく形がイメージできてきたところで、濃い色で形を取っていく。
この段階では気持ち浮くくらいいきなり濃い色を置く。これで形の輪郭が出来てきた。
今度はこの濃く暗い影と現状の色の間の色を置いて馴染ませていこうと思う。
続きは次回。
内なる自分に打ち勝つ
私はよく色んな試行錯誤を『実験』と呼ぶことが多い。別に理系の学問を納めたとかではないので、特別な理由はない。ただ感覚的に一番しっくりくる言葉だ。
実験をするには、必ず仮定と結果がついてくる。それは初めに仮定した未来に到達出来なかった『失敗』と、想定した未来に到達出来た『成功』とに別れる。それは別に、どちらの結果だから良い、という差は存在しない。
試行錯誤や努力、と呼ぶと、途端に失敗することが許されない気持ちになる。成功するまで続けなければ結論づけてはいけないような……。
私の周りにも『失敗』という結論に落ち込む人は多い。しかし何故落ち込む必要があるのだろうか?論理的な思考は本来感情と切り離さないと成立しない(よな?)。
Aを試すと失敗する、という結果がわかっただけでも上出来だ。次はA以外、という条件を追加して実験すれば良いのだから。
試行錯誤というトライ&エラーは、成功する道を探すための総当たり戦だと思う。
Aが駄目ならB、Bが駄目ならC……結果はあくまで初めに立てた仮説に対してのフィードバックでしか無い。
『失敗』『成功』などという主観ありきの言葉では不適切だ。
つまり実験という仮説と検証を繰り返していく事に意味がある。と私は思う。
(ただ失敗しても悪びれない態度は、仕事だと致命的に相手の神経を逆撫でする可能性があるので注意が必要だ。面倒だが。)
今回この考え方についてまとめたのは、自分がかなりnoteというSNSに高い親和性を感じているからだ。私はどちらかというと、結果という『成果物』よりも『過程』に重きを置くタイプなのだと思う。
noteに自分の考えをまとめながら、実際にやってみた結果をフィードバックするその過程が面白くてたまらない。
本来漫画の制作なんかも、いつもなら『こんなもの何が面白いんだ?』と創作者迷路に突入し完走した試しがない。しかしnoteでこう仮定した、これでどうだ!という感じでまとめていくと、成功失敗に関わらず、とりあえずこのプロセスで上手くいくかの検証として最後まで描こう!の気持ちになる。
つまりはnoteに書いていくと着実に進んでる感じがしてイイネ、という話だ。noteを相棒にすれば『この作品、一体何が良いんだ?』という冷静かつ残酷な悪魔のささやきから逃れられそうな気がする。
……兎にも角にも、漫画描き切るまでは悪魔を宥めすかしつつ頑張るぞ、おーー!
『作字』って感じになってきた
作字6作目。右も左も分からない所からスタートし、特に描き方を調べたりもせず今までやってきたが、着実にステップアップしてるのを感じる。
手ラフ一発書き。なんか気に入ったのでそのまま他の案を練ったりせずに清書する。
前々回の手描きパターンで、線を均一にした方が良かったと反省した。そして前回グリッドの幅を変えられることに気付いた。
前回50ptにした所太字に出来なかったので、今回はさらに細かく20ptにした。
そのグリッドに軽くガイドのようなものを書いて目安にしつつ、手描きで作字する。
角をちゃんと尖らせるために、縦線横線それぞれ引いた後にはみ出した所を消す。という作業を地味に繰り返す。
めちゃくちゃ面倒だったんだがこの方法しか無いのだろうか。
まだ所々荒いのは御愛嬌ということで。
段々遊び心も出てきて楽しくなってきた。
雑記
というか追記。
noteで記事を読んでいて、12月の抱負とか振り返りを読んでハッとした。
もう2023年終わるやんけ………
抱負書いて振り返って〜というのを見て、良いなあと思ったんだが、果たして自分の場合効果があるだろうか?
基本的に自分はやると決めたことは有言だろうが無言だろうが実行するタイプなので、この手の方法に必要性を感じたことがない。
常にタスクとスケジュールが頭に浮いている。なので未消化のタスクなんかは永遠に消えない。小学生の頃友人に借りた10円返してないな、とか。(ジュースでも奢ろうかと思っていたのに意外と機会が無かった)
ただタスク管理の方法やベイビーステップの作り方は年々進化してる気がする。
例えば、最近メモアプリを導入した。
アナログの付箋のようなデザインで、ウィジェットとしてスマホのホーム画面に表示することが出来る。
もっと前には、ホーム画面のアプリの置き方も変えた。最近ルナルナで生理周期を管理するようになった結果、不調が完璧にスケジュール通りなことに気付いたからだ。
あれはマジですごいと思う。やたら眠い時期があるなとか、気のせいじゃなかったんだ……というね。
それによると、何も出来ない気、イケイケ期、ほどほど期……みたいな感じで繰り返すらしい。(スマンこれは造語)
ならそれに合わせてやる事を変える=使うアプリも変わるということで、ホーム画面を整理した。これも一種のベイビーステップだ。
まあそんな感じなので、特に困ってないから抱負はいいか……………ちょっと待てよ?
考えてみたらタスク化してないのが一つだけある。
健康管理だ。
これは結構まずい気がする。
今まで体調不良を『気のせい』で片付けてきた人間。そろそろ本格的にまずい気がする。
大病を患ったことはないが、細かい不調は絶えない人生……そろそろ真面目に健康体を目指すべきか??
鼻炎・頭痛・腹痛役満を薬で片付けられるのも今のうちかもしれない。丁度年明け脳ドックにでも行こうかと思っていたので、良いタイミングでもある。
果たしてnoteで報告すべきか……?という疑問は大いにあるが。まあ良いじゃん。皆健康気にしてこうぜ。
ということで、来年2024年の抱負として健康になる!を上げとこうかな。細かい話は年末か年明けの記事にでも。今年はもういいや。
いつもの片頭痛じゃなく後頭部が痛んだ時はびっくりしたよね。あれ何だったんだろう。
作品に全く関係のない体調の話を混ぜて申し訳ない。めちゃくちゃどうでも良いよな……と思いつつ来年から多分固定で枠を設ける。
読まなくても良いように一番下に設けるから許してほしい。
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