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アコギ一本でも、バンドに勝てるらしい。


芸術ってのは、エネルギーだ。



なぜならそれは、人から生まれた無形のものだから。人が持つエネルギーをそのまま投影されているのが創作物であり、作品であると思っている。



だが、アコースティックギター1本でライブをする少女と、大所帯を抱えているバンドが放つエネルギーは同じだろうか?



音数は確実にバンドの方が多く、音量もバンドの方が確実に勝つ。それ故、弾き語りのミュージシャンとバンドが同じステージに立つイベントなどがあると、ギター1本で戦う演者は、どうしても不利なように思える。



僕も大学一年生から数年間様々なライブハウスへ赴き、沢山のライブを見てきたが時々不思議なことが起きる。



明らかに音量が大きいはずのバンドが、アコースティックギター1本のミュージシャンに力負けしたりするのだ。



なぜこれが起こるのかを今まで理解することはなく、あの人は特別だからで終わらせていた。



しかし今日、この謎を紐解いてくれる記事に出会うことができたので、シェアしたい。







ダイナミクスの原理




僕が参考にしたnoteはこちら。話のオチとしては今回の話題と違う方向性を向いているが、音楽が生み出すダイナミクスについて分かりやすく書かれた記事だと思った。



僕らが音楽を聴いてエネルギーを感じる時、ダイナミクスというものが働いている。



別の言葉に直すと、音圧や迫力のようなものになるだろうか。



そしてこのダイナミクスを生む原理は、どうやら音量や音の数ではないらしい。



それは音の幅である。


であるというか、僕もまだ「らしい。」くらいにしか理解していない。



おそらく筆者は、こういうことが言いたいのだろうと思う。大音量で放たれているバンドサウンドの中では、どの音も同じ迫力で聞こえてしまうので、全体的な音の差にかけてしまう。



結果的に、大きい音を出しているのに迫力や広がりがなくなってしまう、ということだろう。



一方でアコースティックギターのような小さな楽器でも、弾き方によっては様々な音色を出すことが出来て、音量の大小もコントロールすることが可能である。



結果的に、アコースティックギター1本でも思った以上に迫力のある演奏になるようだ。



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こんなふうに音楽を見ていくと、一見当たり前だと思うことが覆されることが山程にある。



それ故、音楽を追求していくことは難しい。



だが、その難しさや奥深さ故にきっと人生をかけたい人たちが沢山いるのだと思う。僕も、ぼくなりのゴールを目指していきたいなあ。



今日はこんな感じ。



あさくら




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