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変わっていく、「君と彼との間」

生きていると不思議なことが起きる。



それに昨日まで気づけなかったことがふと目の前に現れたり、人からもらった一言で人生が大きく変わったりする。



そんな数ある不思議の中で、今日の不思議は関係性という言葉の中に閉じ込めたい。



僕がいつも大事にしている感覚があって、それは人と人の間にある関係性はいつまで変わり続けるというものだ。



友達同士、恋人同士、夫婦であっても同じだ。きっぱりとした境目がないだけで日々2人の関係性は変化しつづけている。



関係性が変われば、話すことが変わる。関係性が変わればたくさん話せるようにもなるし、逆にもう二度と話せなくもなる。



変化し続けることがプラスになることはよくある。だけれど、時々関係性が終わるという結末にも、僕たちは遭遇する。



そんな時、僕はとても違和感を感じる。



関係性はいつだってグラデーションなはずなのに、言葉が僕たちを縛り付ける。昨日まであんなに仲良く話していたのに、一緒にいたのにもう会えない、なんてザラにある。



それが良いのか悪いのかはわからない。後になってその結末が自分の人生に必要だった思える日は来るだろう。それでも、その違和感を克服できたことは一度もない。



僕は今日、相手との関係性を変えることで自分がもっと自然体になれることに気がついた。



とても心地良かった。



ときには、これ以上この関係性を壊してしまいたくないだとか、今のままでいいなんて思う夜がある。



だけれど、僕たちは変わり続ける。今この瞬間も、変わり続けている。



僕たちにできることは未来の二人に怯えるのではなく、今こうして笑い会える瞬間をかみしめることくらいだ。



そして、それだけで充分だったりもする。



あなたの大切な人が、いつまでもあなたの大切な人でありますように。



あさくら

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