仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する ~緊急事態宣言中、GWの時間の使い方を考える~
おはようございます。浅賀亮介です。
もうすぐゴールデンウィーク、そしてこのタイミングで緊急事態宣言が再発例されましたね。
予定していた予定がキャンセルになって時間ができ、せっかくできたこの時間を有意義に使いたいと思っている方も多いのではないでしょうか
そんな方にちょっと質問です
「時間ができたらこういうことしたい!」と思いつつ、過去にこんな経験ってありませんか?
時間に余裕ができたはずなのに、なんか忙しくてあっという間に時間たっちゃて、結局何もできなかった
私はたびたびあります笑
このようなことになるのに、実は法則があります。
その法則とは「パーキンソンの法則」です。
今日は時間の使い方について、「パーキンソンの法則」と共に考えながら記事を書きます。
1.パーキンソンの法則とは
パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者・政治学者であるパーキンソンが、著書「パーキンソンの法則:進歩の追求」で提唱したものになります。
特に有名なものが下記の2つです。
【第一法則】
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
【第二法則】
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
・とある仕事の期限まで余裕があったはずなのに、なんだかんだ時間ギリギリに終わった
・30分で終わると思った会議が会議室の枠を取った1時間いっぱいかかってしまった
・収入が上がったはずなのに、貯金が一向に貯まらない
というのは、このパーキンソンの法則にそって人が行動しているからです。
2.時間を有効に使うためにやるべきこと
今回はパーキンソンの法則の第一法則の対策について私が実行することを2点書きます。
①期限を決める
そもそも何で時間が膨張するのかというと、それは怠けてしまうからです。
ものごとが終わるまで集中してやれば時間膨張は無くなります。
人は余裕がなくなるとスイッチが切り替わり、すさまじい集中力が発揮されます。これは脳科学で証明されており、「デッドライン・ラッシュ」と呼ばれています。
集中力を高めたいと思ったら、期限(デッドライン)を決めることが効果的です。
期限を決めるコツは「自分がこれくらいで終わりそうと思った時間の2割ほどを短縮して設定すること」です。
建前上の締め切りでは意味がないので、この期限は死守!こえたら死にます!(笑)
期限を決めて、集中力を引き出し、怠け心の対策をしましょう!
②タスクを細かくする
2つめは、やることを細かいタスクに分けることです。
上記の対策①にも関連しますが、どれだけ集中してタスクを進めていくかがキーです!
大きなくくりで見ると時間に余裕ができてしまっても、細かくタスクを分け、それぞれに余裕のない期限を決めると無駄な時間はなくなります。
私は、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」主宰の 嶋村吉洋さん が講演会で話されていたスケジュール管理を真似ています。
それは「朝起きてから寝るまでのタスクをすべて書き出す」ことです。
それを最大限細かくタスクを切ります。
例、
6:00 起床&トイレ
6:10 コーヒー淹れるためケトルでお湯を沸かす
6:11 歯磨き、洗顔、肌のケア
6:20 コーヒーを入れる
6:25 1日のやることを振り返る
6:35 アファメーション
6:40 読書
7:00 朝の打ち合わせ
8:00 溜まっているLINE、メールの返信をする
8:30 着替え(髪の毛、つめのチェック)
8:40 出社
~
タスクは細かければ細かいほど良いです。
最初は時間通りに行かなくても、だんだんと習慣になります。
3.目的をもって時間を使う
緊急事態宣言の再発令とゴールデンウィークが重なりできたせっかくの時間を目的をもって使いたいと思います。
私は「プレゼン力を上げるため、インプットの量を増やす」を目的に時間を使います。
【やることリスト】
・読書すること
読む本を5冊ピックアップ中
・世の中で活躍されている経営者のことを知る
キーエンス創業者の実業家の滝崎武光さんや、ユニクロの柳井正さん、キングコング西野亮廣さんの3名のことをインプットします
・SDGs、WorldShiftを知る
世界的に行われているムーブメントについて知見を広げ、今後のアクションに落とし込む
・人に会う
Zoom等を駆使して人に会い続けます。人から得た情報は財産になります。直接会いにくい時期だからこそ、人との繋がりを大事にします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
「パーキンソンの法則」対策をしながら有意義な時間を過ごしましょう。
それでは、また。