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【仕事術】信頼の循環で仕事が面白い人になる

仕事の面白さを生み出すのは「挑戦と信頼」

仕事が面白いと感じられる人には、共通している大事な要素がいくつかあると感じています。私は起業家としてこれまで多くの新しい挑戦に取り組み、多様な方々と信頼関係を築いてきました。その経験を通じて得た気づきは、仕事の本当の報酬は「次の仕事」だということです。今回は、仕事を面白いと感じるために何を大切にしているかをお話しします。


仕事の報酬は「次の仕事」

「仕事の99.9999%は新規開拓だ」と聞いたとき、私はこれに強く共感しました。私たち起業家にとって、新しい仕事をつくり出す瞬間ほど面白いものはありません。仕事が単に「終わる」のではなく、その終わりが次の「はじまり」につながるとき、その連続性が自分の成長を感じさせてくれます。

例えば、トップレベルの営業で有名なプルデンシャル生命の営業の方々は、「仕事の終わり」に次のお客様候補を紹介されることを目標にしています。これはつまり、仕事の質が次の仕事を連れてくるという考え方です。私自身、仕事を終えたときに「次はこういう仕事を任せたい」と言われた瞬間が最高に嬉しく、面白さを感じる瞬間でもあります。

信頼は「期待を超えること」で生まれる

仕事を通じて得られる信頼こそが、次の挑戦を可能にします。その信頼を獲得するために最も重要なのは、「期待値を超える」という姿勢です。ただ与えられたタスクをこなすのではなく、相手の想像を超える成果を出すことを目指すことで、仕事に対する熱量が自然と高まります。

また、信頼を築くためには基本を徹底することも欠かせません。たとえば、 「期限を守る」 、 「スピードを意識する」 。これらはシンプルなことですが、仕事で一番重要なことだと考えています。スピードを大切にし、相手が「この人なら安心して任せられる」と感じるような行動を積み重ねることで、信頼が深まるのです。

やったことがないから「やる」

もうひとつ、仕事が面白いと感じられる人に共通しているのは、「やったことがないからやらない」ではなく、 「やったことがないからやる」 というマインドです。

新しい仕事は、最初は不安を伴います。しかし、その不安を超えて挑戦し続けることで、信頼が積み重なり、気づけばリーダーや責任者のポジションを任されるようになります。私の周りには、新しいことに臆せず挑戦する人が多く、彼らが次々と新しい仕事を率先して取りに行く姿はとても刺激的です。

あるコンサル仲間が「ポジションを循環させる」という言葉を使っていました。これは、特定の仕事に固執せず、自分の能力を柔軟合わせていくことです。新しい仕事を引き受けるたびに、自分の可能性が広がり、そこからまた次の挑戦につながる。それこそが仕事を楽しむ秘訣なのではないかと思います。

仕事の面白さは「信頼の循環」がつくる

仕事を通じて築かれる信頼は、一度の成功では終わりません。その信頼をベースにした「循環」が次の挑戦や面白さを生み出します。

たとえば、私がコンサルティングを手掛ける中で一番感じるのは、「この人にお願いしてよかった」と思っていただける瞬間の喜びです。その信頼が積み重なると、次はさらに責任の重い仕事が舞い込むようになり、気づけば自分自身の成長を実感するようになります。この「信頼の循環」は、仕事が単なる義務ではなく、自分を成長させる最高の舞台だと感じさせてくれるのです。

まとめ:「仕事が面白い」は、つくれる

仕事が面白いと感じられる人たちは、常に「挑戦」と「信頼」を大事にしていると思います。そして、彼らは自らの行動でその面白さをつくり出しています。
• 仕事の報酬は「次の仕事」である
• 信頼は「期待を超えること」で生まれる
• やったことがないから「やる」

これらを意識するだけで、仕事に対する向き合い方が変わり、楽しさが広がるはずです。もし今、仕事が単調でつまらないと感じているなら、まずは自分の信頼をどう築くか、そして次の挑戦に向けてどんな行動ができるかを考えてみてください。

仕事の面白さは、自分自身でつくり出すものです。そしてその過程で築いた信頼が、新しい未来を連れてきてくれるでしょう。あなたの仕事がもっと面白くなるきっかけになれば嬉しいです。