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【仕事術】自主性の上位互換「主体性」を持て!

仕事を「面白い」と感じる人と、そうでない人の違いはどこにあるのか。読書、経験、そして数多くの先輩方のお話から私はそれが「主体性」にあると考えています。

これまでの経験からも、主体性を持って取り組む人ほど、仕事の楽しさややりがいを感じています。そして、そんな人たちは周囲からの信頼を得て、どんどん成長していく。この記事では、私なりに考える「主体性の意味」と、それを実践するためのヒントを共有したいと思います。


主体性と自主性の違い

主体性と自主性は、似ているようで全く違います。
• 自主性:言われたことを自分から進んでやること。
• 主体性:言われなくても「何をすべきか」を自分で考え、責任を持って行動すること。

たとえば、上司が指示したタスクを積極的にこなすのは「自主性」。一方、まだ誰も気づいていない課題を見つけ、自分の判断で解決に向かうのが「主体性」です。

自主性は素晴らしい姿勢ですが、それだけでは仕事は「面白く」なりません。一歩進んで主体性を持つことで、仕事に自分の意思を込めることができ、結果的に「面白さ」に繋がります。

主体性を仕事に生かす方法

主体性を発揮するには、「やるべきこと」をどう考え、行動に移すかが重要です。私が実践している方法のひとつが、**「時間管理のマトリクス」**を使ったタスク管理です。

これはスティーブン・コヴィー氏の名著『7つの習慣』で提唱されている考え方で、タスクを「緊急度」と「重要度」で4つの象限に分類します。
1. 第1象限(A):重要度・緊急度が高いタスク → 「必須」
2. 第2象限(B):重要度は高いが緊急度が低いタスク → 「効果性」
3. 第3象限(C):緊急度は高いが重要度が低いタスク → 「錯覚」
4. 第4象限(D):重要度・緊急度ともに低いタスク → 「浪費」

時間管理のマトリックス

この中で私が特に大事にしているのが、第2象限(B)です。

私のタスク管理術

私の場合、仕事の時間を次のように配分しています:
1. D(浪費)をやめる
例えば、SNSの無駄なチェックや不必要な雑務を意識的に減らすだけで、驚くほど時間が生まれます。
2. A(必須)とC(錯覚)を早朝に片付ける
朝の時間は集中力が高いので、重要度が高いタスクを一気に終わらせます。始業前の段階で「今日やるべきこと」が終わっていると、心にも余裕ができます。
3. B(効果性)に集中する
一番大切なのはB。緊急ではないけれど将来的に価値を生む仕事やスキルアップに時間をかける。これが、主体性を持つためのカギです。

例えば、私の場合はクライアントの問題解決だけでなく、次の課題を予測して提案を準備することや、長期的に役立つスキルを磨くことに集中しています。

主体性が「面白さ」を生む理由

主体性を持つと、仕事に対する見方が変わります。与えられた仕事をただこなすのではなく、「どうすればもっと良くなるか」を考えられるようになります。

それによって、仕事が「自分ごと」になるんです。これが、仕事に面白さを感じる大きな要因だと思います。

さらに、主体性を持って行動すると、周囲の信頼が自然と集まります。私が今の仕事で成長できたのも、「人のために主体的に動く」という姿勢を見せ続けたからだと思っています。

最後に:自分が選ぶ仕事

私がいつも意識しているのは、「今、この仕事をやる意味は何か?」と自問することです。意味を見つけて意図を持ってやる仕事はとてもやりがいのあるものです

主体性を持って仕事に向き合うことで、「この仕事を自分が選んだ」という感覚が生まれます。その瞬間から、仕事の価値も面白さもぐっと上がるんです。

もし今の仕事に「面白さ」を感じられないなら、ぜひ主体性を意識してみてください。自分で考え、選び、動く。その積み重ねが、仕事をもっと楽しく、意味のあるものに変えてくれるはずです。

これが私の仕事への向き合い方。ぜひ、あなたも明日から試してみてください!

あなたが感じた「主体性」と仕事の面白さ、ぜひコメントで教えてください!