『とよたまちなか芸術祭』 (まちなか展示)トークツアー
2020.3.13(土)15:00~
『とよたまちなか芸術祭ーRe:HYBRID BUNKASAI』(まちなか展示)トークツアーのガイドをやらせて頂きました。
⚫『とよたまちなか芸術祭』とは
愛知県豊田市において、2018、2019年と開催されてきた、公募型アートイベント「HYBRID BUNKASAI」は、3回目の2020年はコロナ禍の為に中止に成りました。
評価の高い展覧会と、コレクション作品、美しい建築で知られる豊田市美術館と2019年にあちいトリエンナーレの会場になったことで、アートへの高まりが生まれてきた豊田市。
その中で続けられてきた市民参加型アートイベントHYBRIDBUNKASAI」の火を消さない為に、こんな時だからこそ出来ることをと、今までの有志で実行委員会を立ち上げ「HYBRID BUNKASAI」の流れを受け継ぎながら、市内の街中で行う今までにない新しい取り組みの《動きを止めるな「とよたまちなか芸術祭~Re:HYBRID BUNKASAI]》が開催されました。
私達「アートフレンド」は過去「HYBRID BUNKASAI」に参加していたご縁で今回の「トークツアー」のガイドの依頼を受けました。
6展示会場 「East Ender Coffee」のお店の中に作品が展示。街中の素敵なお店の再発見
⚫スケジュール
★2021年3月9日打ち合わせ
ネットで3月9日募集
★2021年3月13日15時00分-16時30分
1回目13時-は雨の為中止 当日10時に決定
2回目15時に1回目希望者1名参加
★参加者
10名+作家さん9名+アートフレンド3名
+主催者2名 約24名
★6会場 作家さん10名 1箇所約10分位
1.2 展示会場は鈴木―3.4展示会場は岡野ー5.6展示会場は鈴木が担当
●ガイドツアーをする前に
作家さんは作品について語る機会はなかなかなく、主催者江坂さんから、作家さんの参加者が予想外に多いことからも、作家さんは皆に聞いてほしいと感じていました。
★気を付けたこと
作家は作品について知ってほしい
参加者は作家の話を聞きたい
と思い、10分でしたので、
作家さんには作品について
私は聞き手として作家さんと参加者を繋ぐよう、しゃべり過ぎないように心かけました。
★事前にやってみたこと
1時間前に会場を訪ねて作家さんと少しお話しました。
豊田画廊は当日作品を見ました。
作家さんは私がふつうに聞いてみたいことをお話し「それはおもしろいので、是非そのお話してくださいね」とお願いしておきました。
もう一つ
作家さんに「自分の思いを話したいか、参加者から感想などを聞きたいか」お聞きしておきました。話したい方、参加者から聞きたい方、両方いらしたので、その思いに沿うように進めました。
豊田画廊 的場一憲さん、作品の前でお話を伺いました
⚫ガイドツアーを終えて
江坂さんからは
「作家さんからも、普段話すのは苦手だけど話を引き出してくだって話やすかった」と連絡いただきました。
急な依頼でしたが、今までにない経験で、充実した有意義な体験に感謝しています。
緊張してあまり覚えていませんが、作家さんのリラックスしたお話と、参加者からの感想や質問で楽しいひとときでした。
まちなか芸術祭はアートをとおして
「豊田市駅前にこんな素敵な所があったんだ!」という「とよた探検!」の機会にもなっていると感じました。
豊田画廊さんの店主さんもまちなか芸術祭の場になることを楽しみにしていらっしゃることを江坂さんから聞いていたので、
「ここは画廊ですので、作品にお値段がついています。お値段を見ながら作品を見るのも楽しい」とお話しました。
実際に後で他にも買われた方がいたそうで、私もうれしく思いました。
●反省点
若い作家さん、2か所で5.6点展示があったので、1点について触れないで進めたら「あれは(私が抜かした作品)は無かったことになっているのですか?」って移動中に聞かれました。
思わずドキッとしました。
普段、全ての作品を取り上げてガイドしないのが当たり前になっていて、こちらで選んで取り上げていました。それで間違いではありませんが、作り手の気持ちは少し忘れていたのかな。ガイド目線のおごりの様な気持ちがあったかもって反省しました。
そして、作家さんが、お話しして下さるのがめちゃ緊張されていて、でも、嬉しそうで、こちらも嬉しくなりました。
「緑陰ギャラリー」遊歩道の掲示板の様な展示場所。1日の光の変化で作品が楽しめます
雨もやんで、ツアー最後の展示会場「kabo.」で参加者全員で記念撮影。ご参加ありがとうございました。
(「kabo.」古民家風な素敵なカフェ、コミュニケーションレンタルスペース)
「アートフレンド」Twitter
@toyotaartfriendをご覧下さい