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2.Kutani Thimble and Tassel

第2回

九谷シンブルタッセル 銀彩染付

皆様、こんにちは。京都西陣の手芸店Art Fiber Endoです。数回に渡り九谷シンブルとタッセルの作品紹介をする。本日は2回目。九谷シンブルの頭飾りに用いている九谷焼についてお伝えしたいと思います。
九谷焼は北陸の石川県で生産されている陶磁器です。

九谷焼の生産が始まったのは、江戸時代初期。南北に長い石川県南部、加賀地方で生産が始まりましたが、現在の主な生産地は小松市・能美市です。

九谷焼の生産工程

現代九谷焼の制作工程の幾つかをご紹介します。

採石した陶土を砕き粘土にします

陶土を細かく砕き粘土にします。砕かれる陶土が生成される風景は圧巻🧐
小松市には九谷焼の制作工程の一部を見学できる施設もあります。是非、ご興味ある方はこちらへご連絡ください。

石膏で型取り、成形します

九谷シンブルを形成しているシーンです。職人さんが一個一個石膏で型取り、可愛いシンブルの形を作ってくださっています。

絵付を行います

出来上がったシンブルに絵付けを施します。九谷焼の絵付けには様々な種類があります。

窯入れ

以上、九谷焼制作工程の一部を短い動画でお伝えしました。
明日は九谷焼の絵付けについて、すこし詳しくご紹介したいと思います

九谷シンブル金襴手・赤絵シリーズ

ではまた明日。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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