メキシコ🇲🇽 サンクリでツアーではなく、自力でマヤ原住民族の村巡りしてみる🚕

2024年10月10日 19:46

初日からスッカリ気に入ってしまった、居心地の良い街【サンクリストバルデラカサス】略:サンクリ💁‍♀️

実はサンクリの後に、グアテマラに行く私。その後、メキシコシティに戻って行くのでサンクリにはグアテマラの後に戻って来ます。トータルで2週間ちょい滞在した中で行った場所を纏めてみます。

初日に疲れて行かなかったビエホ市場へ🚶　【Mercado Viejo】

この市場は、初日に訪れた民族衣装のミュージアム並みによく訪れました。

他の街でも市場は何度も行きますが、このビエホ市場の良いところは夕方まで営業？している！もちろん閉まっている店もありますが、夕方も買い物が出来るので助かる〜

食材から衣類、食器、雑貨、何でも揃います👏皆様、観光客にも割と慣れていて、問題なくお買い物ができます。

午前中はかなり混んでいるので
私は夕方くらいにゆっくり見るのが好きでした
(ただ早起きしないだけ)

コーヒー。
チアパスは独特なコーヒーの飲み方をするみたい。
ちなみに、このコーヒーが私は大好き☕️

これが沢山売られていています。
コーヒーになる前の実？
味見させていただきましたが、私は苦手な味でした🧚‍♂️

チアパス州はマヤ文明発祥の地と言われているグアテマラに近いからもあってか、未だマヤの原住民族の暮らしが残っているらしい。

分かり易く感じられるのが↓コチラ↓

原住民族の村サンファンチャムラの村【San Juan Chamula】

マヤ系民族、ツォツィル族の方々が暮らすサンファンチャムラ村🧚‍♂️(以下、チャムラ)

ここはこの旅で来たかった場所のひとつ。30年位前までは、村の伝統を守るためよそ者を歓迎していなかったようですが、今はサンクリなど周辺の観光業の発展によりチャムラにも観光客ツアーがあります。

私は、サンクリから乗り合いタクシー【コレクティーボ】に乗って自力で行きました。

【ビエホ市場】の近くから乗れます。車庫？みたいな小さい駐車場みたいな所から乗れます。入り口に行き先が書かれているので”CHAMULA”の表示を探します。

⚠️大体、観光客は早い時間に行くので(市場も早い)14時過ぎだと、なかなかコレクティーボが走って居ないかも。閉まっている日もあったので要注意！🚕

かれこれ20分くらい待ちましたが、私より先に乗っていた男性と私以外はお客さんが集まらず。諦めて出発する模様。

しばらく走ると、車が停まりました。何やらドライバーが鶏小屋に入って行きます。もしや…そう、ドライバーは食料を買って家に帰る模様(予想だけど笑)

もちろん買った鳥たちは一緒に車に乗ります。彼らにとって当たり前の生活。私にとってはとんでもなく衝撃的🫨

一緒にタクシーに乗って、おじさんの自宅に連れて行かれるようです。食育について、本当に考えさせられる…

さて、チャムラに到着！↓この門？を潜り、不安な気持ちでしばらく歩くと早速市場が見えて来ました🚶

もちろん、民族衣装を着た女性が沢山。事前調査で、村の方々は写真を撮られるのが好きじゃないようなので撮影は最低限にしました。

が、なんと儀式？か何かを終えた民族衣装に身を包んだ男性陣が‼️こちらは思わずパシャリ…

男性の民族衣装って、なかなか見れないんです。何処の国も、男性は先に民族衣装から卒業するとか(働きに行くからかな？)なので、マ系民族も男性の民族衣装はなかなか見れないから、大興奮。本当に貴重な体験。

チャムラの男性の民族衣装。
恐らく、着用は身分の高い方や祭事毎に限られていそう。

そして、こちらの↓教会がチャムラの有名なスポット。カトリックとマヤが融合していて独特なスタイルになっているとか。

この村では、シャーマンがお祓い？などの儀式をしてるらしく、病いや怪我等を治すために、生贄(ニワトリ)を捧げたり炭酸を飲んでゲップをするらしい。

料金を払えば、観光客でも入れる。間違いなく貴重な体験になる。のだけれど…何となく、私は入ると気持ちが落ちてしまう様な気がして入りませんでした(しばらく前に立ち止まって悩みましたが…笑)

着いたのが遅かったので、店が閉まり始めました。早歩きで、お買い物をします🏃‍♂️

少し道を外れた所で、年配の方々が民族衣装を売っていました。ちなみに、凄くアグレッシブです笑　何か買ってくれ！と。生活がかかってますもんね。ブラウスやポーチを買いました。気さくな方も居て、写真？オッケー！みたいなノリの方も居ました。

もちろん、何回か断られました。でも、やっぱりカタコトでも意思確認って大事だなと思いました。言語が何であろうと…

チャムラの女性が殆ど来ているブラウス。
観光客には高値でしか売らなさそう。
(いくらか忘れましたが、聞いたら結構高かった…)

と、この後スコールに見舞われました笑
道端で雨宿りをした後、帰るためのコレクティーボを探しました。が、居ない！

タクシー乗り場で、客引きのタクシー運転手の方々に紛れて待つ。も、来ない。タクシーの金額を聞くと400ペソ。と。コレクティーボだと20ペソ位。高い…殆ど会話の成り立たないつたないスペイン語を駆使して、コミュニケーションをとりながら待つ。

みかねて、タクシーの値段を割引してくれると。でも300ペソ…高い笑　待てど暮らせどコレクティーボも、タクシーのお客さんも来ない。徐々に運転手達も解散し始め、雨も弱まってきたのでとりあえず街の方に戻ってみる。

街の方に戻ると、バス停の様な所で何人か待っている。つたないスペイン語で、コレクティーボを待っているのか聞くと「そうだよ」との事。一緒に待ってみた。

…来ない。前に並んでいた親子も、困ったなぁという顔。どうやらもっと街の中心部の方に移動するみたいで、ついて行かせてくれた。すると、イマシタ‼️ 遂に‼️想像していた、タクシー型のコレクティーボではなくシャトル型。15人位乗れて、確か1人20ペソ位…だったような…

と、既に満員気味。導いてくれた親子に先に乗ってもらい、私は次のコレクティーボを待ちました。息子さんに、助けてくれてありがとう。と伝えると、照れ臭そうに笑ったのが印象的でした。凄いいい思い出になった…

しかし、行き先が分からないままとりあえず乗ってしまった。が、隣に欧米人の旅行者も乗っているし、まず帰れないことはないだろうと安堵。google mapにも感謝。昔は海外で携帯無しだった事が信じられない、、

無事に街の外れに到着。全然、サンクリの中心部に歩いて戻れる距離でした。

しかし、雨が強くてなかなか動けず。しばらく座っていると、チャムラの街から大荷物を持って来た若いママ。息子2人が荷物を持つのを手伝ってあげていました。

と、何かあったときにお礼で渡す用に持ってきた日本の飴を思い出しました！ので、お子さんに。とママに渡しました。

ハプニングだらけだったけど、とても良い思い出になったチャムラ。その後、調べていたらチャムラは男性優位の昔ながらの暮らしが故に、口答えしたり、村の掟を破った女性は村を追われてサンクリなどの違う村で自分で物を売って暮らすしかなくなるそう。

多様性が謳われてる世の中で、未だしきたりにとらわれて辛い思いをしてる方も沢山居るんだな、と実感。古い文化が残っているからこそ、魅力があるのだけど反面で自由が効かないこともある。難しい。ひとつ確かな事は、自分が恵まれてるということ。

もちろん原住民の村はチャムラだけではない。次はコチラ↓

民族衣装が華やかな、シナカンタンの村へ【Zinacantán】

こちらもチャムラと併せたツアーが出ているみたいですが、コレクティーボで自力で行きました。

乗り場は、チャムラ行き寄りも奥にありました(分かりづらくて、人に聞きまくるもなかなか見つけられなかった…

いつもよりは早く出たつもりも、しっかりお昼過ぎている😅乗客が集まるか不安でしたが、案外サクっと集まり出発🚕

確か、20ペソで30分くらい？で到着。教会の前あたりで降ろしてくれました。珍しく笑コレクティーボの運転手が親切で、帰りはあそこからコレクティーボに乗るんだよ！と教えてくれました。(スペイン語も話せないアジア人女子が村に1人で来ていたから心配してくれたのかな？笑)

※この後、チャムラに再度向かう予定でしたがシナカンタンからチャムラ行きのコレクティーボは無いそう。タクシーしか無いので1人トラベラーには痛手💸

さて、到着‼️なんだか、思ったより小さい＆静かである。でも、日曜に行ったからか教会前には美しい民族衣装を来た群衆が🥺

ここの教会も、チャムラ同様にカトリックマヤが融合しているらしい。キリスト像が民族衣装を着ているとか…見てみたい気持ちもあるけど、信仰もない私が日曜の大事なミサの時に立ち入るのは気が引け…教会には入らずにおきました。

教会の前にある見晴し台？笑
演説などを行う場所だろうか？
スピーカーが置いてありました🔈

やはり、到着が少し遅かったよう(本当に学ばない自分にウンザリ笑) 日曜市場はほぼ店が出ておらず。まぁ、でも日曜の教会の周りの雰囲気が見れたし。ヨシ。と自分に言い聞かせる笑

街の方々は、あまり観光客に慣れていない印象でした。逆に、干渉もしないという感じ。しっとりと街を散策しました。

と、ミサが終わったのか民族衣装を着た男性陣が続々と‼️‼️‼️これは感動✨美しい…
年配の方の衣装はまた特に色合いが美しかった。

と、何やら皆様同じ方向に。先には行列ができている。そう、この日はなんとメキシコ大統領を決める選挙の日！(この記事は時差投稿しています笑)

本当はお祭りの日に来たいと思っていたけど、まさかこんな形で圧巻の風景を見れるとは✨もしかしたら、選挙があるから日曜市が静かだったのか…？いや、私のスタートが遅かったせいか…笑

せっかく来たので、ご飯でも食べたかったがレストランらしきものが殆ど見当たらない…
私が見つけられなかっただけなのか？外食という文化がこの村には無いのか…

諦めて、ショッピングに切り替えました。笑
小さな街をゆっくり散歩しながら、見かけた全ての店に入りました笑　5分歩いて1軒位のペースで計5、6軒ほど。

最初に入ったお店は若い女子数名で冷たかったけど、その他はお母さんが自宅兼ねて営業しているようなアットホームな店だった。

印象的だったのが、店の中に豪華な祭壇があった。信仰の強さと、民族衣装を文化として大事にしていることを感じた。

一着、シナカンタンのケープ？を買って帰るか悩んだが、結局違う物を購入。笑　どのお店も価格設定はわりとしっかりめで、現金が足りず何着もは買えなかった💸

お店の入り口
無人で、入っていいのから悩んだが
後からお店の人が笑顔で出てきました☀️

シナカンタンは、決して観光オススメスポット！ではありません。笑　でも、また来たいと思う素敵な村でした。

と、チャムラに行く予定でしたがタクシーに乗ると100ペソ位かかると。今から行っても、市場がやっている可能性は低い…ので諦めてコレクティーボでサンクリに帰りました🚕

充分に素晴らしい1日でしたが、更に週末を満喫するために夜は↓コチラに

サンクリの【ナイトマーケット】🎆へ🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

観光地のサンクリ。夜まで飽きさせません。バーも沢山あって、人が沢山出ているので夜遅くまで独り歩きできます。(メキシコに来て、初の夜徘徊。1番安全を感じる街✨)

【Catedral de San Cristóbal Mártir】という教会横の広場でナイトマーケットが行われます。陽が落ちて、夕暮れどきから徐々にお店が増えていきます。

サンクリは路上で誰でも営業が出来るそうです。タクシーで、大きな荷物を抱えて来る姿は凄くパワフル。日中も路上で民族衣装を売る女性達や、ヒッピー、日本人も何人か見ました(寿司を打っていたり、踊っていたり、ラップしていたり…)

流石、バックパッカーの沈没地👏

サンクリに滞在中、このナイトマーケットは何度も来ました。いや、毎日来てもあきな(流石に飽きるか…)曜日によっては出店してない人も居るので、コミュニケーションをとって計画的なお買い物を✨

わたしはアニマリートや、チャムラの村のブラウスを買いました。他の市場よりもお手頃に帰る穴場スポット！

そして何故か、サンクリに来てからパンにハマりました笑　路上で売っているパンが、侮れぬ美味しさ✨素朴な甘さが、私は好きでした。

ナイトマーケットを見ていると、あっという間に時間が過ぎ…ご飯を食べるのを忘れるので訪れる際はご注意を⚠️

オアハカの民芸品も素敵だけど、私はチアパスの民芸品がとても好きです。でもチアパスは貧困の問題が大きく、低所得者が多い街。

是非、観光でも滞在でも訪れてほしい。でも、観光地化し過ぎて素朴な文化が無くなるのも悲しい。いや、でも現時点でこんなに素晴らしい文化が残っているのだからきっと大丈夫。

というわけで、次回もサンクリでのお話の予定です。読んでいただきありがとうございました。

サンクリ、是非訪れてください☺️

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