無料ホロスコープリーディング　Kさんの蟹座キロン②

今日も引き続き、Kさんのホロスコープリーディング、３ハウス以降をみていきます。

３ハウス：あなたが言葉を発する時、何かを表現する時について

蟹座始まりでキロンがあります。Kさんにとってコンプレックスや苦手意識を発生させやすい部分は、自分の思っていることを表現することのようですが、克服出来ると、同じ悩みを抱えている方々の良き導き手、ヒーラーとなっていくことの出来る分野です。

■３ハウスの蟹座キロンと、９ハウスの山羊座海王星（８ハウスとの境界線）と、１１ハウスの牡羊座火星がT字のハードアスペクト

■３ハウス蟹座キロンと５ハウス乙女座の金星、６ハウス蠍座冥王星（７ハウスの月とほぼ合）は小三角形のソフトアスペクト。

Kさんの３ハウスは蟹座ですので、親密な方とのコミュニケーションにおいて、傷をおうような経験をこれまでにされてきたかもしれません。上記のT字のハードアスペクトの天体が葛藤を起こすと、「グループや組織のために、自分が進む道は直感でわかっているのに、そこへ進んで自己表現をすることが恐くて不安」という心の状態になってしまいます。

心が不安感を覚えたら、まずはグループや組織のためではなく、自身のその繊細な心と不安感を表現するために現実に直感をおろし、それをグループや組織、サークル、集まりなどで表現してみてください。

そうすると、安心してつながれるグループや組織がみつかり、自身の内側の傷を癒やすためにクリエイティビティを発揮する、というルールが出来上がり、創作するたびに心が喜び輝くのを感じていくことが出来ます。

最終的には、安心して自己表現出来るグループや組織のために、そこにいる人々を癒やすような自己表現の探究へと、このエネルギーを使っていけるようになります。そして、徹底的に深い感情の交流が出来る貢献をしていく潜在能力が開花していくようです。

キロンは、まず自分自身の傷を認め癒やす方向をみつけることで、最終的に他者に対してヒーラーとして役割を発揮することができます。

４ハウス：あなたの居場所や経済基盤、精神基盤について

獅子座始まりで、その支配星太陽は、６ハウスにあります。

Kさんにとって、自己表現することや自身が輝くセルフイメージを保てていることが精神基盤であり、経済基盤につながっていきます。芸術性のある貢献、または自身の徹底した美意識や知性を使った仕事や貢献をすることで、自身が輝いていると感じることが出来て、心が安定していくようです。

５ハウス：趣味、クリエイティビティ、恋愛などについて

獅子座始まりで、ここには乙女座の金星があります。Kさんにとって創作は喜びの源となります。自分なりの創作のルールを作り、それを守りながら形にすることで心が喜びを感じていきます。

■５ハウス乙女座金星と１１ハウスの魚座ドラゴンヘッドが１８０度のハードアスペクト。

■５ハウス乙女座金星と、６ハウスの蠍座冥王星と、９ハウスの山羊座海王星がソフトアスペクト。

Kさんが創作をする際には、細部まで美しさにこだわった作品を形にしていくことに、喜びを感じていけるようですが、今生の目的であるドラゴンヘッドが要求するものは、境界線をなくした全ての人々のため、もしくはグループや組織のための作品づくりです。あまり細かいことにこだわる作品を作るよりも、万人にうけとめられるような感じでクリエイティビティを発揮するべきではないか、でもそれだと完璧な美は表現できない、という葛藤が生まれてしまうかもしれません。

また、１ハウスでお伝えしたように、多くの対象に興味がうつる自分と（双子座の性質）、それを否定する自分（乙女座の性質）が葛藤する場合もあるかもしれません。

これらの葛藤が起きた場合は、自身の好奇心を満たすために現実的に役に立つ創作をする、というルールを決め、さらにそれを組織やグループのために将来役立たせるために、必要なもの必要ないものを整理しながら、創作を続けていかれると良いと思います。そうすると、自身の好奇心で選んだテーマで、かつ、組織やグループのために役に立つ完璧に美しい作品を作ることだけにエネルギーを集中させていくことが出来ます。

また、そのような創作を通して、他者と深い感情の交流が出来る潜在能力が開花し、それが貢献につながり、心が安定し、生きている充実感を感じていくことが出来ます。さらに自身の夢を実現するにはどうすれば良いか、と探究する際に直感がおりてきて、確実に具現化していくことが出来ます。

■５ハウス乙女座金星と、１ハウスの双子座木星が９０度のハードアスペクト。（１ハウスをもう一度参考にしてください。）

■５ハウス乙女座金星と、３ハウスの蟹座キロンと６ハウスの蠍座冥王星は小三角形の協調アスペクト。（３ハウスを参考にしてください。）

次回は６ハウス以降をみていきます。

読んでいただいてありがとうございました！