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乙女座の月をみてみよう

いよいよ今週末、30日の土曜にユリシスさんと月の勉強会です!


実はこの前気付いたんですけど、、、。日本時間で30日の土曜に月の勉強会をしますが、カナダでは29日の金曜の夜なんですよね。
何の日かといえば、皆さんご存知の中秋の名月ですね!

ユリシスさんとお日にちを選ぶ時に、全く何も考えないで30日あたりで、って思ったのですが、まさに月の勉強会にぴったりなエネルギー♪こういうのって、私のインターセプトの射手座海王星が勝手に選んでいる感じがします。

今日は乙女座の月の考察をしていきたいと思います。実は友人の1人に乙女座の月持ちがいまして。あとカウンセリングでもちょうど乙女座の月をお持ちの方もいたりで、参考にしてみていきたいと思います。

まず出生図の月の復習です。私の月の考察は、ユリシスさんの月理論を元に再構築しておりますので、皆さんユリシスさんのマガジンを参考にしてくださいね~!


そもそもの月の本当の目的というのは、魂の中でまだ残っている傷や恐れを、手放し、乗り越えて、太陽へと一体化させて自己を進化、成長していくということ、をユリシスさんは言及していらっしゃいます。

出生図の月は、その星座の性質がないと安心感を得られない、という恐怖ポイントを生み出します。その星座の性質で他者の愛情を知り(特に母親)、世界から受けいられる感覚を得られるのですが、逆にそれがないと恐怖になってしまう。もしくは、そのイメージが自分であるということも刷り込まれるので、

■出生図の月は恐怖ポイント(インナーチャイルド製造元)

となる。そのイメージからそれた行動は自分ではない、と無意識に思ってしまうので、そのイメージを取り戻そうとして(欲求をうめようとして)行動をしてしまう。

これは自分のため、が目的なので月のネガティブな面と考えられますが、ポジティブな面を考えると、月の年齢域である7歳までは月は育つので、その星座の純粋な性質をもっている、という事にもなります。

■出生図の月の純粋なエッセンス(濃い原液みたいな)

これをちゃんともっているけれど、自分のためには使えないという縛り!使ったとしても、7歳までのやり方になってしまうので、例えば獅子座の月の私は9歳になってもセルフイメージが学校で傷つくと、家で泣いていたのを覚えています。そして母の注目を得て安心していた。でも外では絶対に泣かない乙女座アセンダント。笑。

10歳くらいで、泣かないかわりにバレエという芸術の世界で自分の輝く場所をみつけよう、としていきました。

でも、それは月が与えた偽りのイメージ。

乙女座の月の場合は、奉仕精神、分析能力、考察力、規律、ルールを守るという性質をまず7歳頃までに使わざるを得ない状況になると考えられます。

おそらく、そうすることで特に母親にほめられたり、周囲から受け入れられたり、という感じになっていたと思います。親からそうしたことを無意識に強いられていた、という可能性も考えられます。

しかし、7歳以降になると、周囲の環境やルールが必ずしも正解ではなく、そのルールで皆が幸せになるわけでもないし、秩序が保たれているわけでもない、自分には合わない、、、と感じ始めてしまう。

そうすると、どうなるか?

それでも無理矢理ルールや周囲、社会の規律に合わせていくようになる
か、
真面目な(一般的な)社会生活といった概念がわからなくなる

という状況になっていくようです。無理に自分をおさえて月のイメージに囚われてしまうか、その月のイメージにそった生活を送ろうとしても7歳までのイメージなので、大人になってからの規律規範、ルールみたいなものに遭遇するとそれが理解出来ない、、という事になる。

友人は後者のパターンなのですが、おそらく、彼女の蠍座の金星と月がセクスタイルなのもきいているんだと思います。自我視点だと、ソフトアスペクトもネガティブ作用となるようで、心の奥にある真実に喜びを見いだせる蠍座金星が、そんな一般的な模範生みたいな生活を送っても、本当の感情で一体感を他者と感じられないんだったら意味なし、(金星8ハウスなので)と訴えていた可能性があります。だから社会から外れた行動をとってしまう。

こんな感じで、月にかかるアスペクトによって表れ方には個人差がありますし、ハウスにもよります。

そして、成長していくうちに、この自我視点で月の欲求をうめようとすること、を手放せれば、次元が上がった月の性質があらわれます。

そして、手放せた場合は、乙女座の純粋なエッセンスである、奉仕精神や、他者や周囲が平和になるためのルールや規律、秩序の保たれた世界がいかに大切かということをその人の太陽を使いながら、他者に教えることがで切る、というか、太陽にそうしたエッセンスが盛り込まれるようになります。

現在、私の友人は誰がみてもとっても真面目で、礼儀正しく、誠実に仕事をしています。太陽を使った仕事を通して、他者に秩序や奉仕精神の大切さを体現していて、皆がすっごい感心している感じなんですよね。友人の場合、とっても辛い人生経験を経て、自我視点の月をほぼ手放せているんだと思います。

乙女座の月の反対は180度の位置ということで、魚座ですから、規律云々を考えるよりも、本当は皆が愛や信頼でつながって1つになっている状態が心の安定ポイントでもあります。魚座ですから、アート、ファンタジー、スピリチュアルなことなど、目に見えない直感とつながることなどが本来の月ということになります。(ハウスやサビアンシンボルをみると更に具体的にわかります)

月って自身の無意識の行動の根底ですね。でも、ネガティブとはいえ月の欲求を満たすためにとってきた行動や経験や思考回路は、太陽を発揮する際に役に立つんだな、と思います。囚われすぎてしまうと、そこから抜け出せなくなって太陽への統合が出来なくなるので、そればっかりは自分の心や感情をみつめて、成長していくしかないですね。そのあたりがとっても大事。

で、星を読む側の人間はそのあたりをしっかりと見極めていかないということですね。肝に命じないとです。

あらためて、占星術はとても大切なツールなんだな~、って思いました。占星術に出会えて良かった!






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