占星術のお話 ー蠍座ー
今日はこの前アップしたPouring Art -Scorpio- 蠍座のお話です。
まずは、蠍座の神話を以下に要約しておきます。
蠍座のイメージ
ー目に見えない真実、本質を重んじる。
ー感情で溶け合いたい気持ちが強い。
ー優れた洞察力、集中力がある。
ー1つの対象に深く入り込む。
ー全か無かの判断をする傾向がある。
ー一途になれる。
エレメント:水
支配星:冥王星
三区分:不動宮
私が蠍座について考える時は、いつも支配星の冥王星の事が思い浮かびます。冥王星は、全部か無か、という物凄い再生能力と破壊能力を持ち合わせている星です。惜しみなく奪い、惜しみなく与え、その中間はなし!という感じです。
1つの物事に深く入り込むので、7ハウスや8ハウスが蠍座の人は、パートナーをもつと、相手の良い所も悪い所も全て飲み込んで愛してくれますが、悪い面が強調されると、執着や嫉妬に変わる可能性もあります。また、6ハウスや10ハウスの貢献や天職のハウスであるならば、自らの命を削っている事に気が付かないくらい深く仕事にのめりこんでいく可能性もあります。それくらい集中力の強い星座です。蠍座金星の方や、蠍座水星、蠍座土星の方もこういった性質が強いと思います。
私の場合、蠍座は3ハウスで天王星があります。(青い丸)
3ハウスは表現、コミュニケーションのハウスとされています。他者を意識したコミュニケーションは7ハウスなので3ハウスは、他者を意識するよりも先に自分から発信するものです。なので、noteやブログなどで発信している人はこの3ハウスを使っていることになります。そこから、コメントなどでやりとりに発展するのは7ハウスの領域です。
なので、私は真実を口にしたいという気持ちが強いです。真実を言えないのであればいっそ黙っていようといった感じになります。天王星なので、真実を発信していくことで自己変革がおきるのですが、この天王星がT字のスクエア(180度と90度)なのでとてもひどい葛藤をしてきました。
以下の黄色い丸をみていただきたいのですが、牡牛座9ハウスの金星と、獅子座12ハウスの月と火星の合と、この蠍座3ハウスの天王星は全て不動宮です。不動宮の星座はその名の通り、絶対に動かない頑固な性質です。
12ハウスの無意識の領域にいるインナーチャイルドが悲しみや痛みを訴えても、そんなものは無視して9ハウスの牡牛座金星はバレエや英語にのめり込み、3ハウス蠍座天王星は、ぜっったいに真実を誰にも話さないで黙り込みを続けるという葛藤です。そして、12ハウスの月と火星が合ですので、溜め込んだ感情がいきなり爆発する事になります。
とにかく蠍座は真実を重んじますので、最終的に私はインナーチャイルドのことを心理学と占星術などを使って理解し(9ハウスは探究のハウスなので)それを牡牛座流に何かしらのアートの形に留めて外に向かって表現していくことで葛藤を統合しました。だから、noteを始めた最初の頃はインナーチャイルド日記といって、昔の記憶を頼りに当時の気持ちをまとめたものを創作していました。恋愛もインナーチャイルドが求める所属欲求や承認欲求に関連していたのだな、と気が付いたので、恋愛で生まれた感情も恋の短歌にしています。それもインナーチャイルドの訴えの1つだなと判断したからです。
そして、創作以外にも、私のようにアートに興味をもっている人の心の奥の真実を、占星術を使って理解して発信する事にエネルギーを使えると判断したので、こうして占星術のことについても書いています。まあ、牡牛座金星流にじっくりゆっくりペースですが。
では次回はアスペクトの例について、この前応募していただいた方のホロスコープを使って解説していきたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました♪
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