太陽意識のセルフイメージを得るには 12星座の本質 ⑥獅子座
皆様おはようございます。
毎日蒸し暑いですね~。カナダは湿度が全くなかったので、湿気に慣れまでに時間がかかっております。けれど、肌の調子はカナダ在住の時よりも良い感じ!
曇っていても、そこに存在を感じざる得ない太陽。太陽はやはりすごいよな~、と日々思っております。
今回は、そんな太陽を支配星にもつ獅子座の本質について、考えていきたいと思います。今回も神話やヌーソロジーを参考にしていきます。
前回の蟹座のお話についてはこちらから↓↓
12星座の神話のイメージについては以下にまとめてあります。
上記の記事でまとめた神話の獅子座のイメージは以下になります。
-自分が輝ける場所にいることが必要
-注目されること、脚光を浴びる舞台が好き
-プレッシャーをポジティブに受け止められる
-理想のセルフイメージを思い描ける
-称賛されることが好き
-リーダーシップ
獅子座というと、たいてい上記のようなイメージが浮かぶかもしれません。特に獅子座火星や金星の方にはわかりやすい特徴かと思います。獅子座太陽の方は、輝く自分になっていくことが今生での目的ですので、こういった特徴を、最初は感じにくい方が多いようです。(そこから、本来の自己を目指すのが魂の意図なので。)
獅子座月の方は、上記のようなことを求めて奔走しますが、結局太陽と一緒に月の意識を使わなければ、セルフイメージを描くこと自体がそもそも難しいです。獅子座の月だけが発するイメージだけで輝こうと思っていても、必ずどこかで行き詰まってしまうのです。
私は12ハウスが獅子座で、そこに月があります。
この月は火星と合になっています。そして、ヨッド頂点の9ハウス牡牛座金星と、3ハウス蠍座の天王星ともT字アスペクトです。
不動星座のT字ハードアスペクトですので、そう簡単にそれぞれの天体意識や星座の性質が納得しないため、統合にはかなりの長い時間がかかりました。
12ハウスにある月は、感情面において底なしに欠乏感を出します。目に見えない充実感を求めて一生翻弄してしまう恐れがあるのが12ハウスの月です。特に獅子座特有の承認欲求と自己のプライドが関わると、誰かに負けると悔しい、というレベルではなく、負けることは死を意味する、といった極端な考えを起こすこともあるでしょう。
私の場合は、月にかかる金星アスペクトが影響して、若い頃はそれを芸術や恋愛で満たそうとしていました。けれど、月の出すイメージで現実に行動しても、結局は挫折をしたり恋愛関係では行き詰まる関係になってしまうのでした。
月は欲求を出す事は出来ますが、すべてを実現させる力があるのは太陽のほうです。月は決して太陽にはなれないのです。
ただ、獅子座のハウスに、月以外の天体がはいっている方々の場合は、こうなりたい!というセルフイメージにそって行動をしていけば、それは自然に太陽へたどり着く道になっているはずです。
輝くセルフイメージが出てこない場合は、その天体にかかるアスペクトが邪魔をしているはずなので、細かく読み取って攻略していけば、自分が輝く場所へとたどり着いていくでしょう。
そんな感じが獅子座のイメージですが、次にヌーソロジーを参考にして、獅子座の本質をもう少し考えてみましょう。
ヌーソロジーに関してはこちらから。↓↓↓
ヌーソロジーを提唱している半田さんは冥王星の意識体とのチャネリングで、獅子座について以下のように言及しています。
カタチのないものをカタチに変換
私もまだまだヌーソロジーを勉強中なのですが、一応今回も私なりにこの言葉を翻訳していきます。
ヌーソロジーでいう「カタチ」とは、私達が一般に考える「形」ではありません。
ヌーソロジーでは「カタチ」とは、みているもの、を指します。
ヌーソロジーをご存知ない方には、何のこっちゃ、という感じだと思いますが、簡単に言うと、ヌーソロジーでは私達の本質は意識であり素粒子であると考えられており、その意識が物質化した現実に私達は生きています。そして、そんな自分をみている霊性の自分が存在していると言われています。
つまり、普段私達のいる世界は、意識が物質化した世界であり、いうなれば仮想の世界。本当の世界は霊性である意識のほうである、ということです。みているもの(カタチ)とは、その霊性のほうの自分のこと。
なので、私の意見としては、カタチの反対である「カタチのないもの」とは「現実世界での自我」なのではないか、と思うのです。
頭がこんがらがらないように、まとめると、、
本当の自分=意識世界=カタチ
自我=現実だと思っている自分=カタチではないもの
という感じ。
獅子座の本質とは、この、本来の自分ではない自我こそが、まさに本物の自分だと思えるような力が働く、という事になるのではないか、と思うのです。
もっとわかりやすく言うと、自我に、例えばセルフイメージが加わって、それが本当の自分だと思いこませる(変換させる力)ということになるのだと思います。
皆さんも、自分のセルフイメージってありますよね?
私はこういうタイプの人間だ、とか、
私は人からこう見られている、とか。
自分で思っているものも、他者からこう思われている、というものもすべてはセルフイメージにつながっています。
そのセルフイメージの発端は何なのでしょう?
そもそも生まれてから7歳までに、出生図の月は仮の自己というセルフイメージを私達に与えます。大きくなるにつれ、その仮のセルフイメージにそって行動したり、その欲求を満たそうとして行動することで、私達は月のイメージこそが自分である、と信じこんでいきます。
でもそのセルフイメージは本当の自分ではなかった。
ということに、人生のある日気がつく時がきます。
本来の自己とは太陽意識のほうです。
月と太陽が同じ星座で重なっている人は、最初の月のセルフイメージを超えるくらいへの太陽意識になっていきます。
良い意味でも悪い意味でも、獅子座の性質とは、本当の自分ではない自我に、そうしたセルフイメージを与える性質がある、のではないか、と私は考えています。
そして、それがおそらく本質である、と。
だから、良い意味で使える可能性の高い獅子座太陽の方は、どんな自分になりたいか、とセルフイメージを描くことでそれを必ず実現させる能力をもつのでしょう。ただし、不動星座である獅子座ですので、どんな自分になりたいか、をみつけまでは、とことん動けないことが多いです。でも、それでいいのです。本当の自分のセルフイメージを理解して、それを実現するために必要な沈黙期間を長くとっているだけなのです。
獅子座に火星がある方は、例えば自分が輝いてる場所にいる、という感覚をイメージすれば、モチベーションがわいてきて、本当に現実に実行することができます。強いアスペクトがなければ獅子座火星の方は、夢を実現しやすいでしょう。
獅子座の木星の方は、自分も他者も成長できるようなセルフイメージをもつことが出来れば、それが現実になっていくでしょう。
夢を実現したい!と思った時には獅子座のあるハウスや、その天体をチェックすると手っ取り早いかもしれません。
私は前述した通り、月が獅子座です。月星座が獅子座の場合は、セルフイメージは描かないほうがうまくいきます。それよりも太陽をどう使えるかを考えたり、別のアスペクトを攻略していけば、気がついたら自分が輝いた存在や舞台に立っているようになります。夢を描いて実現しよう!と思うよりも、それ以外に意識をむけるほうが良いのです。
というわけで、私が考える獅子座の本質を以下にまとめます。
セルフイメージによって現実の自分を変える性質をもっている。最終的には本来の自己というセルフイメージを描くことができるようになる。
セルフイメージを何度も変えて成長しながら、最終的には、本来の自己へと結びついて、「霊性な自分」の意図するセルフイメージを描けるようになることをうながす性質なのかな、と思います。それは、支配星である太陽と結びついています。
かつては、最高潮のセルフイメージといえば、王様や父親だったため、輝いているイメージにプライドや自己顕示、承認、といった意味が加わっていってそれが集合意識に定着していったのかな、と思います。
太陽はやっぱりすごいですね。
私は獅子座太陽の方が大好きです。女性でも男性でもとても憧れます。これは私の月が獅子座のためです。でももちろん獅子座の月持ちの場合は、表舞台ではなく、裏舞台で活躍できることも知っていますので、憧れたとしても、うらやましいと思う事はもうありません。(昔は思っていたけど)
真夏の太陽の下、皆さんも獅子座のハウスをもう1度見直してみてくださいね〜。
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