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ホロスコープー出生図の作成方法と注意点ー

 
今回は、ホロスコープの出生図を作成する際に気をつけていただきたい事をまとめておきたいと思います。

これまでに、ハウスの意味と天体の意味をアップしておりますが、、、

 

来週あたりには、いよいよアスペクトについて書いていきたいと思っています。

アスペクトを読む際に必須になるのは正確な出生図!ということで、ご自身でホロスコープをしっかりと読みたいと思っていらっしゃる方のために、今日はいくつか注意点をまとめておきたいと思います♪

まず、正確なホロスコープを作る場合は以下が必要になります。

ホロスコープを計算するサイト
パソコンソフトなどもありますが、無料で使えるサイトもたくさんあります。
 
出生日時
出生時間は母子手帳に書いてあることが多いので、確認しましょう♪
 
生まれた場所の緯度経度
これは都道府県〇〇市(もしくは、区や郡など)までいれて検索してみてください。正確であればあるほど良いです。
 
緯度経度は60進法と10進法の表記があるので注意
ホロスコープは基本的に60進法を使いますが、ホロスコープを作成するサイトやソフトによっては10進法でホロスコープがでてくる場合もあるので、その場合は10進法の緯度経度の入力が必要です。最近の無料サイトはホロスコープが60進法になっているものが多いので、私は常に60進法の緯度経度で算出しています。
 
海外生まれの方は、東経西経、北緯南緯などにも注意
 
なんだかこうして書いてみると、ややこしい感じがしますね。昔の人達は、全部自分で計算して割り出していたなんて信じられませんね。でも大丈夫♪以上の条件を全てクリアして簡単に算出できるのが、私が以前に紹介した以下のサイトです。↓↓↓

Astrodienst

色々他のサイトも試したのですが、無料でお手軽に利用できる中では、ここが一番おすすめかなと思います。アスペクトの図なんかも分かりやすいですし。
 
ローマ字で生まれた県、市などを入力するだけで、自動で60進法の緯度軽度で、60進法のホロスコープがちゃんとでてきます。かなり細かい場所まで正確に緯度経度がでてきますし、海外で生まれた場合、例えば私の子供達はカナダで生まれていますが、きちんと北緯と西経(日本で生まれた場合は東経)で計算されたホロスコープがでてきます。
 
というわけで、色々迷われている方は、まずはこのサイトで始めてみるとよいかと思います。

あと、以下の点も気をつけてください。

●オーブの範囲
オーブというのは、その角度の許容範囲のことです。

天体の位置はホロスコープを出せば数値で出てくるのですが(太陽:2’50など)、この天体同士が作る角度によって、ハードアスペクトとよばれる反発するエネルギーになったり、ソフトアスペクトとよばれる統合しやすいエネルギーになったりします。

例えば、天体同士が90度はスクエアとよばれるハードアスペクトですが、オーブ±5度と設定すると、85度や95度でもスクエアとみなされます。この許容範囲がオーブです。

ただ、このオーブの設定にも差があります。太陽と月であれば、オーブは±10度くらいが良いといわれていたり、マイナーなものは±3度だったり、、と色々な説があるのです。

結局のところ、読み手にまかされています。自分の心の葛藤と照らし合わせることで、ああ、自分の場合はこれくらいのオーブだな、というのはだいたいわかっていきますが、最初は迷う所ですね。

先程紹介したASTRODIENST の場合は初期設定がちょっとゆるめの範囲です。太陽と月が±10なのは良いとしても、90度のスクエアが±10だとちょっとゆるい感じがします。通常スクエアは±5くらいです。
 
初期設定の数値はこちら↓↓↓

(みてもよく分からない方はスルーしてください♪)


私は、初期設定ではなく、自分で調整しています。心に生まれる葛藤は、目に見えない問題なだけあってけっこう曖昧な部分がありますので、多少許容範囲は広げた方がいいのかもしれない、、、けど、やっぱり正確な部分が知りたい!と、色々と試した結果、Astrodienstのサイトでは70ー75%にカスタマイズするのが丁度よい、という結果に落ち着きました。(心理状態と天体のアスペクトを照らし合わせた結果です)

70%というのは例えば初期設定が±10の太陽合(0度)であれは、その7割なので±7も合という設定になります。

タイトなハードアスペクトほど、葛藤はしっかりと強く感じられるので、50%くらいに調整して、それでも表示されるアスペクトの葛藤に取り組んでも良いかもしれません。
 
では、最後に作成方法の手順をのせておきますので、ぜひ皆様もつくってみてください♪

1.まずサイトにいって「出生図、上昇点」をクリックして自分のデータを登録します。初期設定でいいや、という人はここでおしまい♪


2.自分のデータを登録したら、またこの画面に戻って、今度は「出生データによるいろんなチャート」をクリックします。

3.すると色々オプション選択が出ますので、下のほうにある「表示オプションと計算オプション」


4.「ーー%オーブの拡大、縮小」の欄に数値をいれます。私は75を入力しています。100%だと上の初期設定の許容範囲になります。あと、カイロン(キロン)のアスペクトラインははずせないですね。また、月の交点、日食、月食のアスペクトをクリックすると、ドラゴンヘッド(月と太陽の通り道が交差するところ)にもアスペクトラインがでるのでおすすめです。すべてにアスペクトラインをするともっと正確。小惑星を追加してもOK。


5.「クリックしてチャートを表示」を選べば調整されたホロスコープがでてきます。その後、本人の名前の欄の下にある「初期設定値として保存」で保存しておくと良いでしょう♪

以上、ざっとホロスコープ作成の仕方、及び注意点をまとめておきました。これで、星を読んでいく準備が整いましたね♪あとは、私も引き続き天秤座以降の話や、アスペクトについてまとめていきたいと思います。


補足:
ハウス分割システムは、私の場合は「標準のハウス」に設定しています。Astrodienst の「標準のハウス」は日本で一般的に普及されているプラシーダス設定のようです。緯度の高い所だとハウスのサイズが偏る、、という欠点があるようですが、日本生まれであれば特の問題はないとのことです。


それ以外にもコッホ方式、キャンパナス方式、イコールハウス、など色々あります。緯度の高い北欧とかだとコッホ方式が人気らしいです。

また、イコールハウスは、AC, IC, DC, MCがきっちり90度に分割されるように出てきますが、MCが10ハウスにははいりません。MCは社会的な頂点で、それが天職のキーワードとなっていくので、私的にはちょっと微妙な感じ。

占星術師によっては、占う内容によって、ハウスの分割を変えるとかなんとか、、、。私は自分の経験と検証をもとに、プラシーダスを使っています。

読んでいただいてありがとうございました♪




 




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