牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の不動宮さんを動かすには?
皆様こんにちは!
この前アップした記事のコメント欄で、akkiyさんからコメントをいただいたのですが、そのコメントで気が付いた事があったので今日はそれについてちょろっと記事をまとめておきたいと思います。
こちらの記事です。
akkiyさんが、ドット絵チャートなるものを、Astrodienstで作成できることを発見。
その記事を読んだ占星術沼仲間の皆さんが、自分もやってみたよ~、と手を上げて記事にしていきました。
以下のコメント欄に皆さんが報告してくださっています。
で、その様子をみたakkiyさんのコメントがこちら~。
活動宮の人がうえーい!になって、
柔軟宮の人達がソワソワ。
で、不動の人もでてくれば楽しい証拠!
と。
そうなのです。
活動宮が太陽だったり天体を多くもっている方達は、通常は思ったらすぐに行動できるタイプなのですが、不動宮が太陽の方達は、
動きたくても動けない。
もしくは、諸事情により、我動かず。
という場合がとても多いのです。
これは、悪いことではなく、その特性の違いなのです。
活動宮太陽の方達はとりあえず気になったら行動しておこう、と思えるし、
柔軟宮は、動いても動かなくてもその時々の状況に応じて、どっちでも良いか、と思えるのです。
不動宮太陽の方達は、そこに信念のようなものがあり、それが不動なので、納得したり動くのに時間がかかるのです。心の中で諸事情があるのです。
牡牛座は、自身の美意識に納得したり、自分が心地良いと感じれば自分のペースで動くことができます。
獅子座は、自分が納得して輝ける状態になるものに関しては行動することが出来ます。
蠍座は、感情が動かされて、自分の真実が反映されるのであれば行動することが出来ます。
水瓶座は、自分の理論で納得できるならば博愛精神を全面に出して行動することができます。
たぶん、不動宮の人が行動をして人生を変える!と決めたら周囲がひっくりかえるくらいになるかもしれません。
不動宮の方のもっている力は、どんどん行動する活動宮やその場で対応できる柔軟宮の人達の力とは一味違うのです。
私は活動宮太陽なので、思ったことは自分で行動していきます。牡羊座なので、直感や自分の信じる事に迷いなく進むことができたり、直感で感じたことをホロスコープカウンセリングのセッションなどでお伝えします。それが、私の特性なので、そういう自分自身であることに迷いはないです。
このエネルギーを、ホロスコープカウンセリングなどで、不動宮の人にぶつけた時に感じるのは、不動宮の人の「信念」のようなものが返ってくることです。反発ではなく、自分の中の想いのようなものを皆さんもっているのです。
出生図はこういう風に読めますけど、どう思いますか?と問いかけると、納得できる所と、全く理解できない所がはっきりとわかれているのも不動宮太陽の方の特徴です。
開かずの間を、自分で納得するために時間をかけて進みながら、太陽意識を獲得していく過程になっているようです。ただ、周囲と比べてしまうと、変えられない自分に悩んでいたりすることも多い。
不動宮太陽の皆様は、変えれられない自分をどうか責めないでください。
不動宮の方々は、変わらないコアとなる信念をみつけさえすれば、OKなのです。あとはその信念に基づいて、どのように周囲に貢献していくことができるか、という事を心に留めていくことが大切です。
で、そんな不動宮に気付きを与えられるのは柔軟星座の性質なのかもしれないな、とakkiyさんのコメント欄をみて思いました。
出生図のホロスコープで、誰もが持ち合わせている3つの性質。(活動宮、柔軟宮、不動宮)
その中でも、自分の中の柔軟宮である双子座、乙女座、射手座、魚座は、不動宮にアプローチしやすいのかもしれません。
柔軟宮がいくらアプローチしても、不動宮は動かない事が多いのですが、柔軟宮が何回も代替え案をだして、不動宮を納得させることが出来れば、心の中の葛藤を終わらせることができます。
例えば、私の中の牡牛座、蠍座、獅子座の3大不動宮のT字アスペクト(黄色の丸)は、長年、それぞれの天体が好き勝手にバラバラな意識を発生させていました。
自分の好きな芸術を探求したり、恋愛でインナーチャイルドを満たそうとしたり、自分の感情を全く表に出せずに心が不安定になったり、誰にも自分の思っている真実を話せない、という心の状況を作り出していました。
上の写真の青丸で囲った柔軟宮の乙女座土星は、T字アスペクトの金星と、協調アスペクトです。土星は、「T字アスペクトで学んだ全てのことを自分の資源にして、貢献していく、と考えたらどうだろう?」と、長年提案し続けていました。
私の中の不動宮の意識がバラバラだった時は「そんな事したくない。絶対に嫌。」というとても頑固な思いがありました。しかし、嫌だ、と私が考えるほど、あの手この手で臨機応変にさらなる試練を土星が生み出して、「ここまで苦しんで乗り越えたんだから、乙女座らしく貢献していこうよ」と訴えてきていた感じです。
それで、最後は降参して星を読もうと決めたのでした。
また、活動宮と不動宮だけのアスペクトを出生図でもっている場合、最初は反発してぶつかるかもしれませんが、活動宮が動きたいと思うもので、かつ、不動宮の信念にそったものをみつけられれば、葛藤は解消されていきます。
こんな感じでアプローチしていけば、心の中の反発しているものは統合されて新しいエネルギーになっていきます。
皆さんも、自分の太陽やアスペクトがどの宮同士なのかなどをチェックすれば、思考の癖が判明します。こういう風に考えればもっと楽になるかな~、なんていうヒントもみつけられます。
占星術をいかして幸せな人生を創造していけると良いですね。
占星術沼仲間の皆様、いつもヒントや探求のきっかけを与えてくださってありがとうございます~。こっそり沼っている皆様も、楽しんで勉強していきましょうね~。
===ホロスコープカウンセリングをご希望の皆様、7月中に募集を再開いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。====